うちで販売している山はちみつ。これがおいしいんだ。巣蜜のままでは売ってないけどね。

 

最近、抗がん剤の副作用か毎日痛くて寝込んでます。

痛いと食欲もなくなるから、どんどん元気がなくなります。今日あたりからなんとかなりそうなんだけど。

ちょうど一年前に今の私にうってつけのブログを書いていた。

これを再掲します。

薬飲めば痛くなくなるのに、つい我慢する。薬の存在を忘れる。馬鹿だなあ私。

 

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30代前半とみえる女性。乳がんで抗がん剤治療をしているのですが

 

「噴水のように吐いている」と笑いながら言うのでした。

笑いながら言うところに彼女の深い深い苦悩があるような気もしたし、ほとんど私はその場でものを言えなかったのですが、

頭の中には言いたいことが山ほどうごめいていました。

 

「ちょっと待って。がん治療はきつくて当然って思ってないですか?

それって昔の常識で今はちがうから!」

 

と言いたかった。

 

「主治医の先生に、毎日の副作用の出方を表にして、一目でわかるようにして、

次の診察日にもっていって見せてみて。

そのうえで先生に、

吐き気止めの薬をもう一段強いものに変えてもらえませんかね

ってお願いしてみたら?

それか抗がん剤の薬の量を少し減らしてもらえませんか、と頼んでみたら?」

 

彼女はそれを聞いたらどういうふうに言うだろう。

 

「私、あんまり薬飲みたくないんですよね。吐き気止めの強い薬ってどんな薬ですか。

そこまでしたくないかも」

 

噴水のように吐きながらそれに耐えているからには、何か理由がある可能性もありますね。

そしたらこう言いましょうか。

 

「薬を試してみるだけよ。もしその薬がいやだったらすぐにやめればいい。

でも、もしかしたら薬を変えたら吐き気がすごくおさまって、暮らしが楽になって、

ごはんも食べられるようになって、ということになるかもしれない。

 

れから薬を変えることで得られるメリットとデメリットを天秤にかけて

薬をもらうかどうか、決めたらいいんじゃない?」

 

またはこういう反応が返ってくることも考えられます。

 

「私の主治医は強引で怖い人かんじの人で、とてもとても

患者から、薬を変えてほしいなんて、言えるかんじの人じゃないんです」

 

そういうときはこう言ってみましょうか。

 

「だったら手紙作戦というのがありますよ。

診察日の前の平日に間に合うように手紙で自分の毎日の状況がひとめでわかる表にしたものと、

副作用を抑えるもう少し強い薬に変えてもらえませんか

または抗がん剤の薬の量を少しへらしてもらえませんか

と書いて送る。手紙で送っておくと、どんな主治医も、無視できない」

 

手ごわい彼女は、さらにこんなふうに言うかもしれない。

 

「そういう意味じゃなくて、私の主治医はものすごく偉い先生なので

患者からモノ言われること自体がいやなタイプなんです」

 

そしたらこういいましょうか。

 

『患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2014年版』にこう書かれていますよ。

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本ガイドラインは当初から患者さんの意見も取り入れています。

したがって、このガイドラインを活用することにより、

患者さんが抱く漠然とした不安が解消されるとともに、

治療関係者とのコミュニケーションがスムーズになる事が期待されます。

ただ、ガイドラインが全てではないことも知っておいていただきたいと思います。

ガイドラインを参考に一人ひとりに合った個別化治療を行うのが本来の姿です。

いうまでもなく、乳がん診療は患者さんを輪の中心にした

多職種のチーム治療で行っています。

その中の主役である患者さんと担当医がよく話し合って、

少しでも満足のいく診療を受けていただくことが最終目標です。

患者さんは悩み多き存在であり、本書がその悩みを軽減することに役立てば幸いです

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だからさ

先生わたしの悩みを軽減してください! 

ガイドラインに書いてありますよっていったら、医者として無視できないんでは?

 

上記はすべて私の主治医の押川勝太郎先生の受け売りです。

先生だったらこれも忘れることなく付け加えるでしょう。

 

抗がん剤の第一目標は治療効果ではなく、副作用対策です。

きつくないようにその人に合った抗がん剤の調節を行った上で、

治療効果からがん症状緩和を狙うものです

 

 

抗がん剤の副作用がきついから治療をやめて代替医療に変えようというのは本末転倒です。

抗がん剤治療はきつくて当たり前というのは一世代前の考えかたです。

 

きつくない抗がん剤治療をしている人はたくさんいます。

今は抗がん剤の副作用の薬がたくさんいいのが出ているそうですが

その中でもとりわけ進んでいるのが吐き気対策の薬。

 

あなたの主治医はあなたが噴水のように吐いていることをしらないんじゃないですか?

言わないと伝わりませんよ。以心伝心なんてしませんよ

あなたの症状を一番しっているのはあなたですよ

 

主治医にちゃんと伝えないと、にぶい医者は一回いったくらいじゃ

わかってないですよ

 

偶然会って、お話しただけで、その人の連絡先も名前もフルネームでは知らないのですが

届くといいなあと思って書いてます。

30代の別の男性も、抗がん剤の皮膚障害の副作用がきついから無治療にかえようかなあとか言っているのを聞きました。

そんなの待って!これを見てみて↓

分子標的薬の皮膚障害対策マニュアル

 

 

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