昨日は抗がん剤を新たに入れていただきに、病院行ってきました。

とすると、帰宅途中からどろ~んとだるさが始まり、翌朝は起きてこなかったりする・・・

かな?

と思ってましたが、予想を裏切り昨日も元気に、「なんでこんなに食べる?」

と思うほど夫の作ってくれた鶏つみれ鍋を食べて、食後に安倍川もちを自分で作って食べ、

最後にプロテインココア味を飲んで12時くらいまで本を読んで、寝ました。

 

昨日の本は、「物語 日本史」という皇国史観にのっとった日本史をそうざらいしたもの。

古本を通販で買いましたら、下巻から到着したので下、中、上巻の順で歴史書を読む、という珍しい事態になってます。でも、語り口がやさしく、今のところへんな偏りがなく、初めて「教育勅語」を読みましたが、それさえ嫌な感じがしません。

小学校でそれを唱和させるのはいかがなものか、と思いますが。

 

ところで。

1週間前から春の野花が元気に咲き始めています。

毎日お散歩していると、花の種類やその面積が日ごと増えていきます。春だああと叫びたくなります。

 

春はデトックス、毒だしのシーズンです

これは去年書いたブログですが、季節ものとして、加筆、再掲載します。

 

春はデトックス、毒だしのシーズンです

 

という言葉を私も野菜発送のときの野菜説明に使ったことがあります。

でも、その毒って何? 毒素の排出というときの、毒素の成分はなに? とは長年思っていました。

 

デトックスの意味不明さは、これまでも書いたことがありますが本当によくわからない。

 

デトックスが科学的に研究対象になったことはなく、この言葉を公で使っているのは、

デトックスをキーワードにして物品や療法を売りたい企業や販売者に限られます。

 

化学物質=体に悪いというイメージは私たちの間に根強くあり、やむなく化学物質を体にいれても、

早く体から出してしまいたいと、いう調子のよい願望が「デトックス」に集約されているような気がします。

 

デトックスの方法として健康好き女子世界でよく知られているのは、

お風呂に海塩や天然酢入れて浸かること、サウナやホットヨガで汗を絞り出すこと、薬草の煎じ湯に浸かったりすること。

 

しかし。汗といっしょに、老廃物や有害物質が出てくることはないそうな

ナショナルジオグラフィックのこんな記事もあります。

汗をかいてデトックスは嘘だった

 

では。私ががんが発覚するまでの4年間やっていた冷えとりはどうでしょう?

 

私が冷え取りを熱心にやっていたのは、健康のためではありません。気持ちよかったからです。

身近な人にも誤解されていますが、

私が自分の人生に、健康的なことと思われていることを生活の中に広範囲に取り入れてきたのは、

母親のやっていることをマネしたことが半分、生活の中に取り入れるのが気持ちよかったが半分です。

私は、がんになりたくないとか、病気になりたくないとかの希望を強くもったことは実は一回も、ありません。

 

靴下を何枚もはき、そのぶあつい足を収めるために長靴を常用したのは、

足が温くてゆたっとしていると、気持ちの緊張感がぜんぜん違うと気づいたから。

 

見て目にはそう思われにくいですが、神経質で緊張しやすい性格なのです。

あるとき、まだ冷え取りをはじめてまもない頃、出先にあわせておしゃれなミュールをはこうとしたらか安心感の真逆のモードに精神がみるみる変わっていくのをかんじました。


裸の足がいけないのではないのです。

足および下半身が分厚い衣類に覆われていることで得ているのは単に暖かいというだけでなく、何よりも精神にいいんだと実感したのです。


それから4年間、夏でもレギンス二枚(うち一枚は毛織)とかのレベルで冷え取りといわれるあれこれの衣類を装着しておりました。

 

それでも、がんにはなる。

冷え取りも、オーガニックな食生活もがんを防ぐには役にたたないというのが身をもって知った結論です。

 

私の場合、何枚も重ねて履いた靴下がまるで爆破されたように大きな穴があき、ズタズタの状態になるのも不思議でした。

購入するときはいつも母の分も買っていましたが、先にがんになった母の靴下はいつまでもきれいで、

(ストレスフリー、完全健康食生活、スポーツを週に何日も、の母でもがんにはなる)

 

私の靴下は使いはじめるやそうそうに大穴があきました。

私だけ、かかとにズボッ、いろんな指の先にズボッ、驚きの速さで買ってまもなくそうなる。

重ね履きして、体にも床にも触れてない3枚目あたりで靴下が赤く染まることも。

青く染まるのはしょっちゅうでした。


なぜ白い靴下に、赤や青の色がつく?

「毒だしされて穴があく」、「毒だしされたから靴下が染まる」と説明されていましたが

がんで手術するような状態の母はきれいなのですよ。

 

私の足は、当時、友人が「赤ちゃんの足みたい」というくらいの状態だったので

乾燥肌ガサガサ肌ゆえに破れたとはいえないのです。

 

注意すべきは、デトックスという科学的な言葉の仮面をかぶっているだけで、健康に意味があると証明できないものを、

みんなが買ってるから、テレビで取り上げたから、というだけで簡単に信じる気分を利用した商売がたくさんあるということ。

 

お金を払ってまで買うべきものか(買わなくてもいいなら試すだけは試していいかも)、

デトックスという言葉で排出したいものは何なのか、本やサイトに書いてあるというだけで、信じている自分は、いったい何を信じているのか

ちょっと立ち止まってしっかり自分に問うことは必要かもしれません。そうしないとちまたに無数に溢れる「デトックスビジネス」のカモにされるだけ。

 

自然のものはなんでも正しい、という信じる気持ちは無思考に導くとはよくいわれることです。

 

私のことをいえば、4年間も最高レベルにごっつく「ひえとり」をしていましたが

定期的に「整体でメンテナンス」してましたが、

10年以上「酵素玄米」および「野菜中心の食生活」をしていましたが(10年は控えめ。もっと長いですが、徹底はしてなかったので)

春には山菜の天ぷらなどの料理で多彩に野草を食べ、野草茶をつくり、野草つみを習慣にしてきましたが

10年以上無農薬、無肥料の野菜をたっくさん食べてきましたが

 

上記すべては気持ちよく楽しい暮らしには導いてくれるけれど

私の体に何年前だか生まれ出たがんを、そのままずんずんと進行させました。

がん化するのを止められなかったのに、がんを消したりできるわけないですね。

 

上記を、がんを消すためにするものと位置付けては、なりません

ということでしょうか

もちろん運よく、奇跡的に、玄米だけでがんを消したり、冷え取りだけでがんを治したりした人がいるかもしれませんが、

それは宝くじで1億円あてるくらいレアです

このことについては、以下にもう少し詳しく書いています。

 

自然療法でがんが消せるかどうかについて

 

では、

無添加キムチと定植後無農薬、無肥料のいちご、鉄火味噌や三番茶や生コチュジャンは、

がんを消さないけどおいしいからいい気持ちにしてくれます☆

ここで売ってます。

錦自然農園