2014Nov13.jpg

ぶどう園開墾、大詰め

地下をユンボで1mも掘り起こすと、まあほんとに驚くほど太い根っこが右に左に張り巡らされています
それらは全部掘り起こすことは不可能
ほかの土地の開墾のときもそうしてきたように、
これからも地表に出てきたら切って、刈って・・・・を続けながらつきあっていきます 

2014Nov13_3.jpg

けっこう出てくるのが葛の根
これをかき集めて粉砕してあれこれすると、葛根湯ができるんだけど
葛粉もできるはずだけど

市販されている葛粉にはいろいろな類似作物の粉がまざっているそうです
これを百%天然でつくると、免疫力アップがすごいらしくて
花粉症だのなんだのに効くとか効かないとか

ところが、これを粉にするまでの作業は超たいへんらしい
やらないんだろうなあと思いながら
めったにないことなのでかき集めるだけやってます

2014Nov13_5.jpg2014Nov13_4.jpg

こっちはなにをしてるかというと

2014Nov13_8.jpg

山芋ほりですね
写真とってというので、撮影係りをしました

2014Nov13_7.jpg

これまでだーりんがもって帰ってくれる戦利品しか見たことなかったけど
初めて山の芋をほりあげるのがどんなにたいへんかその一部始終を見ました

2014Nov13_6.jpg

たまたま今はユンボを借りているのけど
これがないときは、手動でぜんぶ掘ってくれてたんですね
昨日の芋はややこぶりでしたがそれでもけっこう時間がかかった

こんなに時間がかかるのか、と驚いた

すごいですねこの方
食べ物みつける力と、それを手に入れるまでの集中力は食い意地ゆえ?
たぶんそうじゃないな
狩猟には興味ないそうだけど、野山でとれる食べ物を採取する作業そのものが
ものすごく好きなんじゃないかな


じねんじょのほうも、すごい薬効があるといわれます

前読んだ4、50年前に出版された山菜健康法というしゅうとの本棚から借りた本に書いてありましたが
肺病で死にかけていた人が「どうせ死ぬなら故郷で」と病院から脱走し
故郷の山で、山芋などを自分でみつけてそのまま食べたら一口で元気がわいくるのに驚き、
そのまま野草を採取して食べる生活を続けるうち、どんどん元気になっていき、
当時は死病だった肺の病が完全に癒えてしまったとか

虫や病気に弱いものをひーひー言いながら作るのもいいけど
じねんじょみたいな、学名にジャポニカなんとかってついているような
日本原産のものをつくるのもいいなあ
食べた人は健康になるし

いいよねえ
と思ってしまいます
それを彼に言うと、「自分が作ればいい」と言われるのでしょうね
ちょっと考えてみよう

昨日は

じねんじょのすりおろし(べろんと一掬いでいただく)
つくね芋のカレー

芋尽くしです

今日は里芋のダンプリング をランチに予定してます
ポーランドの水餃子みたいなのです
昔ポーランド料理屋にはまって、そればかり注文していた
昨日中力粉で適当に作ったらおいしかったので、また適当にやってみます

里芋はしゅうとめ作品ですが、彼女のつくるこの芋もおいしい
地上に猛々しく伸びている葉っぱや茎をみても強さを感じるけど
地下茎はエネルギーが強いですね

土ってえらい