約20年ぶりだろうか、Ｉ井くんと稽古することができた。
このＩ井君、いやＩ井先生だね。
僕が勝剣で復帰したときに中学生。
そして僕の次男が在籍している高校へ進み、K館大へ、そして数年前から次男の高校でコーチもしている。
顔を合わす機会は幾度とありましたが、なかなか剣を交える機会には恵まれなかった。
Ｉ井先生も、結婚して子供がいる立派な大人になった。
先週から勝剣にも稽古に来ていて、今日は列に並んでくれていた。
よーし、やったるぞ！！
なかなか、打たせてくれません。
そりゃそうだ
今でもがっつり現役、踏み込みも打突も一級品。
なんと言っても打ち切りがいい。
一本一本しっかりと打ち切る。
当たろうが当たらなかろうが、空振りしようが、しっかりと打ち切る。
アタリマエのことをしっかりとできる。
気持ちよかった。
いい稽古ができました。
稽古後、A先生が
「横で稽古していても、Ｉ井先生の踏み込みの板の振動が感じられた」
「ダチョウ倶楽部みたいに飛び上がっちゃうよ」
ドン！ ぴょーん
あのとき中学生だったＩ井君、
立派な剣士になって稽古ができる喜び。
なかなか思い出深い稽古になりました。