ちょうど家を出る頃、大雨警報。
早めに稽古を切り上げようか迷っていましたが、結局時間通り。
前半の基本は基本の基、
面をつけたばかりの子もいるので、稽古の仕方の稽古。
間違った稽古をいくらやっても上達はしません。
何を意識して、何を目的に稽古しているのかを解説しながら基本。
後半は試合稽古。
どちらかと言うと、試合をするための稽古ではなく審判の稽古。
来月末の西区大会、審判デビューをする先生方が数名見えます。
そのため講習を兼ねての審判稽古。
段位が上がれば、それ相応の責任と義務がついてきます。
五段になれば指導、審判ができないと、六段、錬士と進むことができません。
審判をするということは、勝負の采配をするわけですから、
ただ一本になって旗を上げるだけでなく、試合を演出していく役目も担います。
そして審判を通して自分の目を鍛える。
技量を見抜く目。
特に中学生や高校生、地方大会などでは1回戦目から技量に大きな差がある試合があります。
どこで旗を上げるか、判断を間違えると試合は終わりません。
平等というより公平な采配をする必要があります。
さらに、自分の経験の中で見たことのない技、思いもよらない間で打つ選手もいます。
旗を上げ損なうということがないように、普段から見切りの目を養っておく必要もあります。
誰にでも最初はあります。
失敗を恐れず、思い切って審判をやりましょう。