勝剣での稽古はこれで最後になります。
土曜日が稽古納ですが、僕は一足早く勝剣は稽古納です。
なんか年末の感じがしない。
変な感じです。
今日は勝剣のOBが二人稽古に来ていました。
二人とも社会人になってもバリバリ剣道ができる環境にいます。
基本稽古を見ていても、この二人だけは迫力が違う。
声、踏み込み、打突、どれも一級品です。
素晴らしい見本がすぐ横で稽古をしている。
少しづつ真似て、イメージし、自分もそうなるんだと思って稽古しましょう。
あーなりたいなー
というボンヤリした夢のような目標を持つのではなくて、
「自分は○○になる」という確固たる覚悟を持った目標が大切です。
例えば、日本一になる。
なりたいなーではなくて、もうなるに決まっている、ならねばならないぐらいの覚悟。
まずは大きく見上げて、高さを確認する、ここで心が折れてはいけません。
いやいや、必ず届く、絶対に行くんだ、いかなければいけないんだという覚悟。
そして足元を見る、どうやってたどり着くか、手が届くぐらいのところならちょっと無理して飛び上がればいいかもしれない。
そのぐらいならそんなに覚悟はいりません。
たぶん霞がかかってはっきりと確認できない高さ。
いつつくかわからない場所へコツコツと階段を上っていく、この階段を上っていけばいつか必ずたどり着くことはわかっていても延々と続く階段は長い。
ここで頑張るために覚悟が必要。
そしてお父さんやお母さんも応援してくれます。
一生懸命登っていけば、次の一歩に足をかけたとき、急に頂上が見えてくるものです。
心が折れそうになった時、自分を奮い立たせる覚悟。
「自分は○○になる」と決めてしまったから、もうやるしかない。
「そうならない」という選択肢はもうないのだから。