千石先生登場。
道場に入ると、教官室にお見えになられた。
最近非番の日には必ず道場へ来てくださる。
ということで、O田先生がお休みでしたので、指導を千石先生にお願いして、
僕は初心者のYちゃんの指導。
簡単な筋トレ、縄跳び、すり足、素振り。
んー、なかなか。運動能力は高いほう。
声は小さいけど、「はい」と丁寧に返事もしてくれます。
頑張ってもうちょっと大きな声が出せるようになりましょう。
さて、今日は金胴。
金胴は今月もM君。
なかなか、金胴が奪取できる子が出てきません。
でも今月は、決勝戦でも、あと一息というところでした。
全体にレベルアップはしています。
良くなってきている子もいます。
もう少し、がばれないかな。
あと少し早く、あと少し強く、あと少し我慢すれば・・・・
という場面がたくさんあります。
毎回、稽古終わりに先生の前に来て、「ありがとうございました」といいます。
その時、その日の稽古で気になったことを話していますが、
わかってる?
とりあえず、そういうことになっているから、一応先生の所に行って、あいさつして、小言でも聞きましょうか。
なーんて思っていませんか。
もう少し、よく考えましょう。
そして、その後の稽古。
いやいや、暑かった。
台風も近づいていて、湿度が高い。
床もぺちゃべちゃと足の滑りが悪い。
最後の回り稽古は、千石先生に対して、一個もいいところなし。
それまでは調子よかったのに、うーん。
考えてしまう。
後手後手に回ってしまっている。
先に間合いは詰めている、しかし、そのあとの溜合いに負けている。
いやいや、そもそも自分が「溜め」だとおもっているその時間。
これがイカンのかもしれない。
待ちになっているか?
うーん、
うーん。
しばらく考えます。
指の先をなめて、頭に当てて、丸かいて
ポク ポク ポク ・・・・・・・・・・・・・・・・・
次回に続く。