基本稽古では、今日から初心者組がみんなと混じって稽古を始めた。
Y田先生がつきっきりで稽古を指導していたので、僕も1グループのお手伝い。
まだまだ、みんなと同じようには稽古ができない。
そもそも何をすればいいのかわからない。
子供の順応力はたいしたもので、繰り返し繰り返ししているうちに、なんとなく形になってくる。
懸かり稽古も、初めての体験だったでしょうが、打たせる側も、打つほうも、2.3度やるとそれなりにできるようになる。
僕らは汗だくで声を張っていますが、ほっておいても成長していくんですね。
そして元立ち稽古。
いつも懸かってくる子を数人お相手し、久しぶりにY田1号と稽古。
夏にはパパになる。
社会人として、父になるものとして成長著しい、一番いい時でしょう。
案の定・・・
ぼこぼこにされました。
久しぶりに剣道が嫌いになりそう。
さすが成年大会全国2位。
つ、強い。
以前なら、何回かいいところがあったのですが、今日は全然。
いいところなし。
Y田1号君も、手ごたえなくてがっかりさせてしまったかもしれません。
もっと頑張って稽古します。
今日の稽古で、フッと思ったのですが、先日の八段戦。
圧倒的に栄花先生が優勝。
強いものの孤独。
強くなってしまった人は、剣道がつまらなくなってしまうのではないか?
稽古の相手がいなくなる、挑戦する相手がどんどん少なくなっていく。
見えやすい壁が減っていき、内なるものに壁を見出す必要が出てくる。
上には上がいる。
そう感じられる場面を少しでも相手に体験してもらえるような剣道。
じじいになっても、若い人に対抗できるだけの何かを身につけなければ、
ただのジジイになってしまう。