子供たちも、入学式、始業式が終わり、
一つ学年が上がりました。
今年は西警察少年剣友会を卒業する中学生がいなかったので、
なんとなく、引継をしたような形になってしまったいた。
改めて、今年度の主将を発表。
補佐に同じ6年生を1人と5年生を1人。
中学生は見守り、下の子供たちは盛り立てる。
そして本人も努力する。
お互いに少し謙虚な気持ちと思いやる心があれば、組織は一致団結する。
最近人数も多くなってきたので、盛り上がっていきましょう。
今日も見学者の女の子。
ちょっとおとなしい子かな。
今は、女の子もたくさんいるので寂しくないでしょう。
稽古内容はいつもと一緒。
最後に、「楽な稽古をするな」とお話をして終了。
以前に大相撲名古屋場所の折、奥さんの実家の近くにお相撲の部屋が来ていた。
朝稽古を見学をしていたら、若いお相撲さんが親方に
「楽な稽古があるのか!」
と叱られていた。
ないよねー。
メニューをこなすだけの稽古は、いくらでも楽にできる。
しかし、それでは成長はしない。
同じ内容で、同じ時間稽古して、差が出るのはこういうところです。
運動能力の差は、ある程度あるでしょうが、そんなことより、どれだけ努力しているか。
どれだけ集中して剣道をしているかです。
30本打ち込めば、30本違う方法で打ち込む。
あーでもない、こーでもない。
これだ、と思う打ちが見つかるまでやってみる。
はたから見れば同じ面打ちでも、自分の中でいろいろ試してみる。
そんな努力が必要です。
悪いところを指摘されたら、どうやったら修正できるか、そんなことを考えながら稽古することが大切です。
自分が小学生だった頃、実は何も考えていなかった。
というより、どう思考すればいいのか、何をどう考えるのかすらわかっていなかった。
そんなことを、丁寧に教えてくれる人もいなかった。
頭の使い方、自分で考えるということが少しわかってきたのは高校ぐらいだったような気がする。
もしかすると、教えてもらっていたけど、左から右へ受け流していただけかもしれない。
自分で自分を律する。
自分に負けるな。