今日はN島先生と2号3号4号が集合。
われわれよりも年が少し近く、まだ西警で少年剣道をやっていた先輩が元に立つと、少しピリッとした空気になる。
懸り稽古でも、
自分のところに回ってくるころには、子供がいつもよりバテている。
もう料理が終わってしまっているのだ。
ありがたいことです。
懸る気持ちというか、背筋が伸びる感じがあっていい。
地稽古も3号4号と出来ました。
ちっとも当たりません。当たらないだけならまだいいが当てられる。
しかも手加減されている。
これはイカン。
自分ペースでの流れに持っていかせてもらえない。
さーて、どうしましょう。
スピードと瞬発力では勝てない。これははっきりとしている。アラフィフのおっさんが現役バリバリの若手にスピードで勝てるわけがない。
しかし相面で打ち勝ちたい。
やはり攻めと崩し。引出。
ここをうまく使って稽古をしないと、巧く相手をつかえない。
去年、某場所での某選抜メンバーの稽古を見学できた。もとに立つのはバリバリの範士と有名八段。そこに半分ぐらいの年の若手が懸っていく。
元立ちは下がらない。逆に懸り手の方へドンドン押し込んでいく。広い道場が半分使われていない。スピードと瞬発力なら若手、しかしお構いなしに攻め込み押し込んでいく。
あのような迫力というか、オーラというか精神的強さを身に着ける必要がある。
余裕をかましている場合ではない、相手がだれであろうとがむしゃらに向かっていく闘争心のようなものを忘れてはいけないのだろう。
どこか余裕をかまして、ホレホレと稽古してしまいがちだが、もうちょっと気を引き締めて頑張ろう。