6月9日月曜稽古 10日勝剣稽古 | 西警察少年剣友会

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西警察少年剣友会は、愛知県警西警察署をお借りして、主に小学生、中学生の指導・育成につとめています

 土曜稽古は仕事関係の旅行でお休み。「上山田温泉と小布施の旅」松本城と善光寺をまわる旅行でした。


 その間にS石先生が負傷。暫く稽古ができなくなってしまったらしい。

その日も朝昼夜と3部稽古、夜のもうそろそろ終わるというときにけがをされたそうです。


 自分は1日に3回稽古をするなどということは、まずない。疲れがたまりちょっと油断したところを、さばかずに怪我をしたということでした。


 やはりS石先生ほどの人でも疲れがたまり、無理をすると油断する。

これからは暑くなり、稽古をするのもおっくうになってくる。イヤイヤ稽古をしていると怪我の原因になる。道場に来るときにはちゃんと心構えを作ってから稽古にのぞもう。


 最近、上の坊主が「なんかおかしいんだよねぇ」剣道がしっくりこない。と言っている。体の成長と剣道が合わなくなってきている。相手してくれる先生方も中学生として扱って稽古の相手をしてくれている。小学生剣道では通用しなくなってきている。

 そんな時は、迷わず、基本に戻る。

構え方から、足の位置、腕の位置、わきの締め具合、握り、左手の位置、見つけ、全てをもう一度作り直す。

 振り方、構え、打突。すべて基本に戻ってチェックしなおす。

これが一番の近道なのだ。

一度決めた構え、打ち方がずーと使えるわけではない。段が進むにつれて、年齢を重ねるにつれて、壁に当たるにつれて、変えていく。

はたから見ればほとんど変わりがないかもしれないが、微妙な違いが大きな成長につながる。


 365歩のマーチではないが、3歩進んで2歩下がる。2歩下がる勇気がないと1歩も前に進まない。


 剣道は薄い半紙を丁寧に積み重ねていくように稽古をしなくてはいけない。いい加減に積み上げていくと、結局は高くはつみあがらない。丁寧に積み重ねているつもりでいても、どうしてもずれる。高く積みあがっていくと、特に少しのづれが大きく左右する。早い段階で基本に戻り修正することが大切。