久しぶりの稽古でした。3日に高校へ。で稽古して以来、5日ぶり。
高校での稽古会はついたらすぐに試合稽古。OB対現役。
結果はOBの圧勝。引き分けが2つあったかな?取られた本数も2本ほど。
大丈夫か?親父ほども年の違うおっさん相手にボロ負けではちょっと心配になる。うちの中学生の方が強いんじゃないか?
試合後稽古。そしてかかり稽古。
稽古でもかかり稽古でも、すぐつらい顔をする。
こっちも相手の息が上がるように稽古しているんだから、当然苦しいでしょう。
だが、あからさまに苦しいことをアピールするんじゃない。
よけいに絞りたくなる。
苦しいときに苦しい顔をしていると自分でもドンドン苦しくなっていく。
もうちょっと自分に厳しくいかないと強くはならないよ!
ということで昨日の木曜稽古。先日から面を装着し、完全武装になったK2号と稽古。
ん?
声が小さい・・・
あまりの動きづらさにテンションが下がってしまったのだろうか?
最初は動きにくいが、そのうち体の一部になっていきますから。
しっかり稽古して汗を染み込ませ、叩かれていくうちに防具もやわらかくなります。
今日見ていてK1号もよくなっている。2号に負けるわけにいかないので、この調子で素早く竹刀が振れるようになると、どんどん強くなります。
稽古の最後に正座の姿勢について言いましたが、実は剣道が強くなることよりも、こういうことがきちんとできることの方が大切です。いくら強くても先生の話が聞けない。正座すらできないでは、剣道をやっているとは言えない。
というより本当に剣道が強くなりたければ、こういう、一つ一つの動作の意味を考え、一つ一つきっちりやる。先生の教えの一言一句を聞き漏らさぬようしっかり聞く。
強い道場はそういうことがしっかりできている。試合会場でも走り回らない。面小手を脇に抱えてきっちり持って歩く。座れば面も小手も真っ直ぐ並べる。
強いからできるのではなくて、こういうことができなくては強くはならない。
ということです。