12月24日勝剣稽古 | 西警察少年剣友会

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西警察少年剣友会は、愛知県警西警察署をお借りして、主に小学生、中学生の指導・育成につとめています

 今日はは25日、クリスマスです。

朝起きたら枕元にはサンタさんからのプレゼントはあったでしょうか?

ちなみに私の枕元には何もありませんでした。今年1年いい子にしていたはずなのですが・・・


 さて今年最後の勝剣稽古となりました。勝剣の方々には今年1年本当にお世話になりました。皆さんのおかげて昇段もできました。

ありがとうございました。

来年もまた変わらず、よろしくお願いいたします。


 本日も子供中心。中学生一人とW田先生五段と稽古。久しぶりにW田先生と稽古しました。

楽しい。

同じぐらいの腕前の方とやるとよかった時も悪かった時も両方の場面が味わえる。そのかわり、いい時も悪い時も同じ。いい場面が印象に残るので、悪い場面はなかったことにしてしまっている。しかし上の先生に懸ると悪いところばかりを引き出される。この為後からしっかり反省ができる。

褒めて伸ばしてもらうのもいいが、武道はいいところを伸ばすというより、欠点を埋めていく作業の方が大切だと思う。もともと生き残るための自衛のためのものであるから。

無駄な争いをせず、降りかかる災いに対して自身の命を守るために発達してきたものであると思っている。

欠点を減らし、前に出て主導権を取り合う。

結果として、究極的には相抜けとなる。

矛と矛がぶつかり合い、引き分け。

これが理想です。

 

矛のレべルが一緒ならばそのレベルでの相抜けもありでしょうが、ここで切磋琢磨することで、全くいっしょというのはあり得ない。ライバルというのはこういうものです。なれ合いに仲良子よしではありません。矛で矛を研ぎあうようなギリギリの中で生まれるお互いの絆のようなものを感じられるようになるといいなぁと思っています。