1月21日(月)稽古 | 西警察少年剣友会

西警察少年剣友会

西警察少年剣友会
西警察少年剣友会は、愛知県警西警察署をお借りして、主に小学生、中学生の指導・育成につとめています

 今日もS先生は仕事で、途中から道場に顔を出された。

E先生に防具組は指揮をとって頂いた。

もう基本の基本の部分は、口を酸っぱくして言っててきたので、それぞれ本人もわかってきているだろう。

もうあとは数をこなして、身体に覚え込ませるだけだ。

これをただこなすだけの惰性の稽古になってしまうと、辛いだけでおもしろくなくなる。

集中し、頭をフル回転させて稽古しよう。


 これから6年生組は最後の団体戦、個人戦が続く。4年生以下のメンバーは来年につながるよう先輩の試合や剣道をしっかり見ておこう。団体戦の応援に行くことも大切な稽古になる。

4年生以下の組については、どんどんよくなってきている。積極的に稽古に懸かり、意見を聞き、やってみて、直して自分のものにしていく。これが一番の成長への近道だ。

初心者の子たちも後ろからどんどん追いついてくる。

お互いに切磋琢磨して成長していこう。


 今日気づいたこと。

E先生の稽古の日は、みんな「きついぞ」ということがわかっていて、最後までのペース配分を考えてやっている。剣道においてこけの考え方はよくない。もともと剣道は剣術から発展した武道。マラソンのようにゴールするまでを競うものではない。確かに試合となれば2分で終わるが、2分間戦うつもりでペース配分するようなことを身体にたたき込むと、負けてしまう。こちらは8分の力で、相手は最初から12分の力で懸かってくれば、2分もたない内に終りだ。剣術ならば死んでしまっている。

 一太刀一太刀にすべてをかけるつもりで日々稽古しなければ、いざというときに力がでない。だから稽古する時も、蹲踞して立ち上がった瞬間から120%の状態でなければならない。そして打ち終わったあともしっかりと残心をとる。これは普段の生活の中から気をつける。

S先生が言われる「道場に入ったところから帰るところまでずーと修行ですよ」と同じ。

道場に入る・・蹲踞から立ち上がる

稽古・・打突

稽古が終り帰る・・残心

うまいことよけながら打ってやろうとか、打ちに言った途中で止まる、返されたらよけて止まる。

こんな稽古をしていてはダメ。

打つ時には、もう覚悟を決めて、すべてを棄てて打ちにいく。

途中で止まれるような撃ち方だとか、中途半端に横にでて打つようではダメ。

その代わり、打つ前には、しっかり準備して(攻めて)必ず打てる時にだけ打ちに出る。準備も出来ずに打ちにいくと自滅する。

それには集中力、そしてすてるといこと。

これについてはまた後日。