「オモウマい店」は、テレビの力を感じさせてくれるよね | 放送作家 西川栄二のブログ

放送作家 西川栄二のブログ

放送作家でお笑い学校校長の西川栄二のブログ

昨日の「オモウマい店」は

群馬県伊勢崎市にある

うどんと定食のお店「せっちゃんうどん」を

番組ADが再び訪れた模様を紹介していた。

 

このお店の女将さんが

取材に来た番組ADの子を

実の孫のように可愛がっていて、

昨日は、放送当日、

たまたまその日はADの子の誕生日でも

あったんだけど、嬉しすぎる再会の模様を

オンエアーしていた。

 

なんかさあ、

ADの子が帰って来たのを喜ぶ

女将の知り合いなんかも大勢やってきて、

自分たちが登場する「オモウマい店」の放送を

皆で見ていたのだけれど、

そのシーンを見て、遙か昔の「街頭テレビ」の映像を

思い出してしまった。

大勢が1つのテレビを食い入るように見る‥

そんな映像、最近見たことなかったもんね。

まさにテレビが「娯楽の王様」だった時代の映像だ。

 

そして皆でADの子の誕生日を盛大に祝うシーン。

さらに「せっちゃん」の女将さんの

「この年になって、こんな素敵な思い出が

出来るなんて」といった趣旨の発言‥と

番組を通して生まれた絆が随所に散りばめられていて、

「まだまだテレビの力は健在だぞ」ってことを

強く感じさせてくれたのでした。

 

いい番組に与えられる「ギャラクシー賞」って

表彰があるけど、

「『オモウマい店』って、毎回受賞してもいいよなあ」

‥そんなことも思ったのでした。