テリーさんのラジオ、昨日のゲストは、松方弘樹さんだった。
松形さんは、ピンクのサマーセーター姿。
昔と変わらずダンディで、物凄~く格好良かったです。
でね、松方さんをゲストに迎えるにあたって、
いろいろ調べ物をしていたら、面白いエピソードが出るわ、出るわ(笑)。
撮影が終わると、2000万円を握りしめ、
スタッフとその家族を引き連れハワイで豪遊したり、
撮影現場への差し入れに、1個1万円のカツサンドを100個差し入れしたり‥
とにかく1つ1つのエピソードが豪快というか、スケールがでかいのですよ。
思い返せば、70年代くらいまでは、こうしたスケールのでかい人が
あちこちの業界にいる時代だった。
金田正一さん、長嶋茂雄さん、ジャイアント馬場さん、アントニオ猪木さん、
美空ひばりさん、石原裕次郎さん、小林旭さん、宍戸錠さん、横山やすしさん、
勝新太郎さん、萩原健一さん‥ね。
今、しょっちゅうテレビに出ている人で、一言一言がスケールがでかすぎて
浮世離れしている感じがする人って、アントニオ猪木さん位しかいないもんね(笑)。
だけど、こうした人は、何をしゃべろうがやっぱり面白い。
だって、人が面白いんだもんね。
生徒と飲みに行った先で、
流しの画家みたいな人に僕がバカみたいにチップを払うのも、
少しでも生徒にこういう感覚を学んでほしいからなのです。
まあ僕は、あれからず~っと「あんなに払うんじゃなかった」と
後悔しているんだけどね(笑)。