昨日、「R-1グランプリ」が開催された。
ネット上には「今年は面白かった」
「面白くなかった」、両方の意見があって、
興味深かった。
「M-1グランプリ」や「キングオブコント」は
ネタの構成力や演技力に重きを置いた大会。
だからテレビの前の人達も緊張して見ることになる。
一方の「R-1グランプリ」は芸人の発想力を競う大会で、
だから何となく気楽に見られる。
だけど発想力を競う大会ってことは、
「凄い発想だね」「よく思い付いたね」ってネタを
2本用意しなきゃいけない。
これって結構大変なこと。
だって一発屋芸人はいろいろいるけど、
二発屋芸人って言葉は聞いたことがないもんね。
それに今、テレビはどんどん予算が少なくなっていて
「ひな段芸人」の需要がほぼなくなってきている。
お決まりのレギュラーメンバーが出演する中、
一発屋芸人がそこに加わることで、
笑いの化学反応が起こる…
そんなことはよくあることだけど、
予算がないと、一発屋芸人にまで
かまっていられない…そんな事情もあって
一発屋芸人は、以前より世に出にくくなっている。
だから2本良いネタを揃えて「R-1」に出る芸人は
もっと評価されていいし、
「R-1で優勝したからと言って、最近誰も
世に出てないじゃないか」っていうのも
全部の責任が芸人にあるわけじゃない。
そんな事情を踏まえて昨日の「R-1」を見てたけど、
個人的には「設定の細かい所を真逆にすると、
もっと面白くなりそうなのに」…
そんなネタがいくつか見つかったし、
審査員の人達が遠回しにそんなニュアンスを
伝えていたのも、感じ取れた大会だったのでした。