小1ギャップ・中1ギャップという、進学に伴い新しい環境への不適応を表す言葉があります。子どもたちのラグビーでも、低学年、中学年、高学年とカテゴリーが上がることで壁を感じる子どももいます。特にタグラグビーからボディーコンタクトのあるラグビーを始める小学校新３年生が一番、ギャップを感じるかもしれません。
そのため、けがをしないように、相手にけがを負わせないように、恐怖心を感じないように、転び方から体の当て方、タックルの仕方を丁寧に指導しています。5月4日（土）、5日（日）は、今年度初めての大会「春季交流会」があります。3年生のボディーコンタクトありのラグビーのデビューです。
本の紹介
「スポーツの価値」 山口 香 集英社新書 2023年刊
筆者は柔道家で体育学者。本当の意味での体育会系＝スポーツマインドを持った人を「視野が広く、目の付け所が良い」「自分の頭で考え、ルールを尊重しながら臨機応変に行動できる」「大事なことを、フェアにはっきりと主張できる」「チャレンジ精神やレジリエンス（困難に遭っても、しなやかに対応できる力）がある」と説く。
