!うーーむ!ついにこの質問が来たかー! | ♪ILL be right here♪~♡あなたに言の葉の処方箋♡

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~何気ない言葉の中には貴女に知ってもらいたいメッセージが沢山込められています。学校では教えられない和の伝言をここに綴ります♪~

久しぶりの講演・・・。ブランクもさることながら、ジジイになって少しボケてきたことを実感しました(´;ω;`)

意識的に笑いを取ろうとしても難しいが、本当にボケて笑いが起きたのだから情けない~~←と書きながら内心「ラッキー」と思っている小賢しいジジイ爆  笑爆  笑

 

まぁーなんとか90分拝聴していただき感謝でした~飛び出すハート

 

さて、講演後の質問コーナーです。

 

大都市ならではの質問を頂戴いたしました・・・。

 

「あの~最近、神社のお賽銭ってキャッスレスのやつがあるじゃないですか~?あつしさん・・・あれってどう思いますか?」

 

うっ!!1番嫌な身内ネタ・・・・。神社って、一見バラバラに見えますが、実は伊勢神宮を中心とした同一の規則をもった約76000社の組織なのです・・・。

たまに神社本庁が、布教の権化みたいなタブロイド記事を目にしますが、これはUFOがエリア51に格納されてるみたいな都市伝説レベル(^^♪

あくまで協議会組織であり、事務手続きを行う機関です(^^♪

例えば、地方に星の数ほどある普段誰もいないような神社が、勝手に奪われて不法登記などされたらいけませんので、こうした管理を行ったりするのも神社本庁や各都道府県の神社庁の役割でもあるのですネルンルン

 

 

神社を語ることとは、皆様の遠い昔のジジババからの伝言だとわたしは解釈しておりますから、(無論、口にする以上はそれなりの学識はないといけません・・)あまりよそ様の神社を意識することはありません・・。

しかし、今回の質問はネ~~~~。ドストレートだよネ~ガーンガーン

 

でもネ!お賽銭のキャッシュレス化一つとっても、本庁による圧力なんてないことがよく分かる一例ですネブルー音符

 

あくまで神社はそれぞれの地域に暮らす氏子崇敬者から選ばれた責任役員と宮司によって運営がなされるのです。

 

こうした実態を踏まえて、質問には真摯に答えました!!

 

以前、本ブログでも綴ったように、お賽銭とは元来「賽米(せんまい)」と言って、特定の神様だけではなく、天や地の神様にも平等にお供えしようと、お米や小銭をばら撒いたことに始まりましたハート

 

ところが、最近はお賽銭を銀行に預ける際に、手数料を徴収されることを懸念する神社が増えてきたのです・・・。

そりゃーそうなんです。

ほとんどの神社は田舎の小社ですから、賽銭といっても僅かな金額ですもん・・・。

 

しかしながら・・・ここからがわたしの見解です。

 

お賽銭は神様への供え物ですから、直接賽銭箱に奉納する行為は、即ち「貴女⇒神様への奉納(賽銭)⇒神様」という流れとなりますが、これが端末を通すと、「貴女⇒神様ヘの奉納(スマホでピッ!)⇒銀行の通帳」という流れとなりますから、御神前に立ってはいますが、そこには神様への供物としての物理的効果はないということになります。他方、ご本人が賽銭と考えているわけですので、賽銭としての性質はあると思います。

しかし、現段階で、私自身はこれを賽銭として見なすことは出来ません。手数料や泥棒対策など、掛かる費用は大変で、当社も防犯対策には相当な支出を強いられております。

だから気持ちはよーく分かります。

でもね!それでもネ!「正直者はバカを見る。それでも尚正直であれ!」という先人の言葉をわたしは信じ守り続ける職制を担っています気づき気づき

 

あくまで賽銭は神様への直接的なお供え物という本義から逸脱しないよう精進する所存でございますウインクウインク

 

質問者もこのお答えで大変ご納得いただけたのでひと安心でした♪