いま、すぐはじめる地頭力 | 西新・カレー愛好家しゅうしゅうの備忘録

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東京育ちで福岡市早良区地下鉄空港線西新駅近郊在住の不動産関連会社役員の日常。一昨日食べたものは何だろう?とすぐ思い出せなくなった自分のための記憶整理のブログです。現在スポーツクラブでの運動&レコーディング&スムージーダイエット実施中。

いま、すぐはじめる地頭力 (だいわ文庫)/大和書房

細谷功著
¥735
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東芝で原子力の技術者として働いてからコンサルタントになった人の本。

インターネットの登場により、古くはもてはやされたなんでも知っている雑学王のような人よりも、何故そうなのかを考える地頭力のいい人がもてはやされるようになった。

だれでも入手できる情報や知識にいかに付加価値を提供できるかのほうが大切になったからです。

本書によると、「結論から」「全体から」「単純に」が地頭力の根本的思想だそうです。

簡単な事を難しいように話してしまう人はエセ知識人で、難しいことを難しく話せる人は普通の専門家であり、難しいことをやさしく話せる人が地頭型多能人と筆者は言います。

昔、木村拓哉主演のドラマ「CHANGE」の中でやたらと「僕を小学生だと思って説明して下さい」のようなセリフがありました。

前提知識を大幅に欠く小学生に理解してもらうのは相当困難だとしても、専門家ではない普通の大人に専門家が自分の専門分野について、わかりやすく話すことは可能だと思います。

先日読んだ、「コンサルタントの習慣術 」に、コンサルタントは幽体離脱するというコーナーがありました。

本書では全体から俯瞰せよと書かれています。

コンサルタントは似た考え方をするものなのでしょうね。

この本も「コンサルタントの習慣術」同様手元において、いつでも読み返せるよにしておきます。