人工的に歯を作る時は? | 新潟市西区小針の歯科 西原歯科クリニック

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おはようございます。

新潟市西区小針南台の西原歯科クリニックです。


2014年に開業し、ここまで来たか?という感じの保険適用の歯。


今の新たな問題は何か?


いつも技工士さんと議論になるのですが。


簡単に。


光学印象。


スキャナーを用いて、人の削ったを読み込みデータ化をする。


そのデータ化されたものを、コンピューター処理をしてブロック状の人工の歯(レジン樹脂)を削りだすのですが。


これまでのやり方は、歯型をとって石膏模型を作り、その空間に歯を金属や樹脂をいろんな手法でカスタムハンドメイドしています。


人の手で、上手い技工士さんが、大切に作った模型に合わせて作っています。



残念ながら、今の光学印象で行うと、

実際に削った歯型を口の中に入れても、合わない、合いづらいというのが現状です。


何故か?一番大切な歯型に合わせる模型がなく、合わせられないという点です。


技工士さんは、慎重に歯型に合わせる。


それでもお口の中にでさらに歯科医が慎重に合わせる。


この2つの作業がかみ合って初めて、歯として違和感なく機能します。


少なくとも私はそう思っています。


技術革新は起こりつつありますが、


模型なしの歯なんて。

まだまだと思います。