保険適用の白いに関する少し大事なお話 | 新潟市西区小針の歯科 西原歯科クリニック

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こんにちは。新潟市西区小針南台の
西原歯科クリニックです。

白い歯(CAD/CAM冠)について
日本補綴学会の見解をご紹介します。

歯の作り方は、ブロック状のものを歯型に合わせ、削り出して作るものです。

日本補綴学会は、歯を被せたり、入れ歯などを研究している学会です。

白い歯(CAD/CAM冠)は、
上下の小臼歯に限定して、平成27年4月より保険適用されています。

皮膚科より金属アレルギーの診断がある場合に限定して現在は認可されています。

しかしながら、個人差がありますので推奨出来ないケースがあります。

推奨出来ないのは、材質の性質上や
その歯の状況により、割れたりする為です。

1.対合する歯との隙間が確保出来ない場合
2.過小な歯の高さ(元々歯が低い)
3.顕著な咬耗(歯ぎしりの強い方)
4.部分入れ歯の歯台
5.大臼歯がない場合

6.天然の歯に近づけたい場合


1.は出来上がった歯の厚みが取れない為です。
2.歯の高さがない場合、接着面積が少なく通常より取れやすい為
3.歯は、使った分摩耗します、耐えうる力が限られています。ある一定以上は耐えられません。
4.取り外しに伴い、外れる確率が高くなるものと判断されます。
5.奥歯がないと入れる歯に負担がかかりすぎ割れてしまう可能性が高くなります。
6.歯を作るブロック状のものは、単一色で出来上がる為に、天然の歯のような美しさはありません。

こういった方は、
「おすすめ出来ない」ので、健康保険であれば、パラジウム冠をお入れする形となります。