五年前の今日、東日本大震災が起きました。
歯科医でありながら、電気がないとこうも仕事にならないものか?と痛感し、電気の安定供給は、現代の社会においては、当たり前ですが、なくてはならないものであると思いました。
歯科においては、歯科用ユニットを使い、患者さんへ治療を行いますので、電力がなければ、何も出来ないのです。
機器の中には、充電式の物もありますが、長時間の治療には、耐えません。
傷口の消毒や、基本的なお薬の処方ぐらいしか浮かびません。
それも今は、電気で会計するシステム。
通常の業務は行えないと言ってよいでしょう。
患者さんを診る気持ちがあっても、お手上げだった事を今更ながら思い出します。
被災された方々には、温かい言葉をかけてあげ、励ました記憶も。
当時は、神奈川県の川崎市で勤務医をしていて、計画停電の前に茫然自失でした。
それを踏まえると、こういった天変地異や、災害が起こった際には、近隣の方々と出来る事を協力しあい、助け合い、声かけ等、基本的な助け合いが大変大事だと思います。
歯科医的には、
患者さんへは、かかりつけを持つ大切さを
問いたいと思います。
だいたいの普段の状態を把握している内科医さんや、小児科さん、持病をお持ちの方は、その科の先生、後は歯科もそうでしょうか?
自分の状態を把握しているかかりつけの先生を持つ事が大事かなと思います。
普段を知っていればこそ、困った時の対応もきっちり出来ると思います。歯科もかなりあります…。
備えあれば憂いなし。
私も、まだまだですが、備えをきちんとしておきたいと思います。

断水した時にも、お水を供給出来るウォーターサーバーは、1つの備えです。
人に優しい医療を
新潟市西区小針南台の歯科
西原歯科クリニック
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