「緊張する場面」での対処法
緊張状態を紐解いていくと、やはり交感神経が高くなっていますので、
深呼吸をする。
一杯の水を飲む。
ゆっくり歩く…等の方法で自律神経を整えることが効果的です。
スポーツ選手のコンディショニングの見地から見ると、迷いがあるとより緊張してしまいます。ですから、「迷いをなくす」というアプローチも重要です。
緊張する場面ほど「これをやる」「これをやらない」と決めておくことが肝心です。「やること」と「やらないこと」をしっかり決めておけば迷うことはなくなります。すると頭がクリアになり、落ち着いていられますし、集中力も高まってきます。(p78~79)
小林弘幸先生もテレビ出演の際、普段とまったく違うステージなので緊張されるそうです。
そこで先生は「自分の専門分野の話はする」「それ以外を多く語らない」と決めておられるそうです。
緊張している人ほどやるべき事がクリアになっておらず、どうしようかなといつまでも迷っているものです。