重要なのは、心の器の大小ではありません。自分の心の器の大きさを理解していることが何より大切です。
(著者の小林弘幸先生も)かつて他人のミスが許せませんでしたし、厳しく叱責したり、声を荒げることも珍しくありませんでした。しかし、自分の心の器が小さいんだと理解し、意識するようになってからは『怒らないと決める』とか、『気分が落ち着かない時は、とにかく片付けをする』『ゆっくり深呼吸をする』など自分にフィットした対処法を実践することで、徐々に感情がコントロールできるようになっていきました。無理に心の器の大きな人になる必要はありません。大切なのは、自分の心の器を理解し、その対処法を決めておくことです。(p102~103)