『命を守る食卓』より
外食、惣菜などに使われる油の原料は輸入によるものと考えていいでしょう。その中に遺伝子組み換え作物が使われている可能性が非常に高いのです。質の悪い油を取り続けると、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪が増え、動脈硬化をはじめとする病気の原因になります。
遺伝子組み換え作物の場合は、 それを90日間、実験動物に与えて変化を報告する義務があります。フランスのカーン大学のラットを使った研究では、 90日を過ぎると腫瘍ができてしまい、ほとんどが寿命を全うできずに死んでしまったそうです。(印鑰智哉さん)
ラットの寿命を人間に置き換えると、10年食べ続けた場合にがんになってしまう計算です。毎日使う油だからこそ質にこだわりたいものです。外食や出来合いの惣菜はなるべく控えることが必要です。
コーン油、菜種油、大豆油といった手に入りやすい油は、遺伝子組み換え作物が原料になっていることが多いです。現時点で体にどのような影響が出るのかは不明ですが、何も起こらないという保証はありません。遺伝子組み換え作物に限らず、日本では油の原料のほとんどを輸入に頼っています。その場合、製造国で輸出前の段階で防カビ剤防虫剤が使われていると考えられます。その中には発がん性が疑われるものもあり、安全性に疑問があります。亜麻仁油、えごま油などの主成分であるオメガ3系脂肪酸は体に良いと言われています。ただ、加熱すると過酸化脂質という毒性物質に変化します。胸焼けや下痢を起こす恐れがありますから。パッケージに「加熱しないように」と書かれたものを炒め物などに使わないようにしてください。(p20~21)
書籍 ルネサンスvol.13
食がもたらす❝病❞ ~日本の食 安全神話崩壊~
西川榮郎さんは、このように綴られています。
食用油でもっとも問題なのは、ハーベスト農薬だ。農薬は油に溶けやすいため、食用油こそ農薬のかたまりであるといってもいい。また、遺伝子組換え作物として流通している輸入の大豆、トウモロコシ、菜種、綿はいずれも油の原料である。したがって、これらをブレンドしている市販の油はすべて絶望的だ。
しかも今は、より多くの油を得るためにn-ヘキサンという有機溶剤が使われる。n-ヘキサンは発がん性が懸念される有害物質である。このn-ヘキサンで 抽出された油は、品質を保持・ 均一化するために、さらに精製、 漂白、脱臭といった処理が施され、その過程でトランス脂肪酸が生じる。トランス脂肪酸は心臓病、がん、精神疾患の原因であるといわれ、欧米をはじめ多くの国で使用を禁止・規制されている油である。しかし日本に規制はない。
現在日本は、アメリカ、イタリア、ブラジルに次ぐオリーブオイル大国で、良質なオイルといえばエキストラバージンだと考えている日本人も多いようだ。 しかし、日本人が手にするエキストラバージンで、ホンモノは極めて稀だ。イタリアから輸入された高価なオリーブオイルで さえ、n-ヘキサン抽出、脱溶剤、脱酸性化、脱臭が施されているものはザラにある。 ひどいものでは、エキストラバージンは少量含まれているだけで、安い粗悪な植物油を混ぜたものが 「エキストラバージンオリーブ オイル」として売られている。 オリーブオイルに限らず食用油は、無農薬の原料を圧搾法、 またはコールドプレスによって 抽出したものを選びたい。 (以上本文p90より)
我が家ではパルシステムさんより、こちらの菜種油を取り寄せています。
『遺伝子組換え原材料不使用』この言葉を信じます。
私は自分が作る料理で、油を使用することはなくなりました。
AGEのことも含めて、煮る料理でレパートリーを増やしていきたいと考えています。
最後まで、お読み頂きありがとうございました。
私は新潟市西区大野町で歯科医院を営んでおります。
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