「怒らない子育てが出来たら…!」

何度思ったことか。
何度悩んだことか!

これまでも何度か「怒る」
というテーマでブログを書いたことがありますが、
最近感じた気持ちをまとめてみました☺︎


怒るって
ものすごーくエネルギー使います。

それなのに
分かってもらえなかったり、
不貞腐れられたり。
(この対応にもまたエネルギーを使う…)
怒り過ぎた(言い過ぎた)罪悪感で
胸が痛くなったり…
心がすり減っていくような感覚を
感じる時だって。

「怒らない子育てをしよう!」

怒りたくなる気持ちを抑えて、
マイルドな言葉に変換。
優しく、優しく、
褒めて伸ばすように諭しても、
効果があるのは2、3回で
結局同じことを繰り返される。

イライラを抑えることに精一杯で結局、
いつの日か…!!

「あー、結局こうなる…」

我慢して、抑えて、を積み重ねた分、
爆発した後のやるせ無さや
自分への失望感はより多くなって。

このままだと子供も、私も、
どうなっちゃうの?

子育てがうまくいかない、
という悩みは焦り、周囲への羨ましさ、
(時に嫉妬)という感情をいくつも重ねながら。

反対に、
「怒ったことが無い」という方も。
以前、ご相談を受けた方からは
何かあっても諭すということを
してきたけれど、
一向に改善されずお手上げ状態だとご相談を
頂いたことがありました。

その際に、「怒ったことってありますか?」
とお聞きしたところ、
「怒ってもいいんですか?
怒っちゃいけないと思ってました…」
と、びっくりされていて。
怒ることがその子にとって、
トラウマになってしまうんじゃないかと
思われていたようです。

怒らないようにと思ったり
怒りたくないと思ったり
怒っちゃいけないと思ったり

子育てと怒る、の関係性はとても深く、
切り離せないものです。

なのでシンプルに考えていく。
事実だけを切り取ってみる。
事実を切り取ると見えてきます。

ダメはダメ、なんです。

ダメだから、怒るんです。

暇つぶしに怒る程、
親は時間にも気持ちにも余裕なんてありません。

ダメを「いいよ」に変えるのは
親も子も共に摩擦なく、消耗することなく、
一見ノンストレスに過ごせる方法にも感じられますが、
「いいよ」を積み重ねた先のことまでは
想像していないものですよね。

「いいよ、いいよ」
をしてきた末路の恐ろしさ…!

ダメをダメと教えてもらわずに育った子の
相手をするのは、もちろんその子の親(自分)です。

成長する毎にその大変さは小さい頃よりも
多くなり、
子供に知恵がついた分、言葉巧みに言い返し、
親を傷つける言葉を次々と投げつけてくる。

何を言っても、しても、跳ね返される。

思春期に入った時、
小さい頃の「いいよ」の積み重ねが
爆発してしまう…

そして
家庭の中では「いいよ」と許されてきたことが、
外の世界では「いいよ」にならないことを
体感した子供は、
(先生や親以外の大人の人などに怒られる、注意される)
平気で親のせいにするのです。

「お父さんのせいだ!お母さんのせいだ!
教えてくれなかったせいで怒られたんだ!
恥をかいたんだ!」

こんな風にして親を恨む…

これらを想像できた時に、
「いいよ、はやめよう」と決別が出来ました。


チャイルドセラピスト講座で
徹底的に子育てについて、子供心について
学んだおかげで、
子育てに迷う時間がグンと減りました。

ダメはダメ、ということを
罪悪感なく言えるようになれたことは
大きな変化です。

結果的に
ダメなことを理解し、
言われたことを納得出来ることが増えた
娘に対して、
怒ること自体が少なくなりました。
(イライラすることも)

0〜6歳まではとくに大事な時期です。
ここでの教えが、その子の未来へと繋がる大事な時期。

やりたいことや夢を
自分で叶えていく力をつけるのも、
自分のわがままで周囲を困らせたり恨んだり、
トラブルを起こして足を引っ張られるような
現実を作らないようにするのも、
0〜6歳までの子供心と深い関係があるのです。

赤信号でストップばかりかけられるのではなく、
青信号をスイスイ進みながら「楽しい!」を
感じてもらう未来を創って欲しいですもの。

怒る、気持ちに寄り添う、
子供の勘違いを見抜いて修正する。

親子関係、劇的に変わります。

心の深いところで
繋がり合えているという感覚、
この感覚を肌で感じられる安心感が
日々の生活に現れて、溢れて
いくものなのだなと感じています。


今日も寒い一日。
寒さで縮こまって歩いている中で、
ぽっと咲き始めた梅の花が縮こまった体を
やわらかくしてくれます。
温かくしてお過ごし下さい☺︎