最近、娘を怒ると口をとんがらしながら

「ママは(わたしが)きらいだから
おこるんでしょ!」

と言われることが増えました。苦笑

ダメなことをダメだと怒っただけで、

「否定された!」

「嫌われた!」

という感情を出してくる、正に子供心。

日々、
こんなに「大好き」を伝えているのに〜
嫌いだからと思われてしまうのかと
母ちゃんは、もはや愕然、呆然です。笑
時に悲しくもなります。
「まだ足りない」
なんてふと思ってしまうことも。


以前、このブログで書いたように


怒った後は、

「あなたのことが
ダメで嫌いで怒ってるんじゃないんだよ。」

これまで何度も繰り返し言ってきた
ことですが、
“不貞腐れる” とその言葉を
受け取ろうとせず、

「傷ついた!」

「ダメダメ言わないでよ!」

と、どうにか自分の思う通りにさせようと
デビルチャイルドの出現。

そういう時は
思う存分、不貞腐れててもらいます。
一切かまわず、私は私のやるべきこと
(洗濯物を畳んだり、ごはんを作ったり)
に集中します。

すると
不貞腐れてるのに気付いてもらいたくて
注目してもらいたくて
かまってもらいたくて
あの手この手でアピール、アピール。

それでもかまってもらえないのが分かると
泣き出して…
そこでようやく私は娘を抱き抱えて、
たくさん泣かせます(吐き出させます)。

ママに否定されて悲しかったんだよ〜

ダメって言わないでよ〜

傷付くよ〜

こうして欲しかったの〜

不貞腐れが取れ、“悲しかった”気持ちが
出てくる、出てくる。

その娘の気持ちを抱き抱えながら
受けていると、
娘は段々と落ち着いてきます。

落ち着いた時に、
改めてどうして怒ったのかを説明します。

そして

「ママは一度もあなたのことを嫌いになったことはないんだよ。」

この言葉を目が合った時に伝えます。

娘のように、

「あなたのことが
ダメで嫌いで怒ったんじゃないんだよ。」

という言葉をすんなり受け入れられなくなった
お子さんには、

“一度も嫌いになったことはない”

という言葉が効果的になるかと思います。


普段、
どれだけたくさんの
「大好き」
を子供自身感じられていたとしても、
目の前の
「怒られた!」
に対しては
「嫌いだからだ!」
という

“勘違い”

をしてしまうもの。

その勘違いを解く、
その積み重ねが親と子を繋ぐ道筋
にもなります。


そして、

「ママは一度もあなたのことを嫌いになった
ことはないんだよ。」

という言葉に少しドキッとされた方。

「言えない」

と思った、胸がザワザワした方。

嫌いになったことがある

その自分を否定しないで下さいね。
ダメと思わないで下さいね。

子供を嫌いと思ってしまった罪悪感、
母親失格だと、
ダメの烙印をたくさん押してきて辛かった
ですよね。
苦しかったですよね。

子供を
嫌いになってしまうこともあります。

24時間
大好きで居られなくても良い。

24時間の大好きが
愛なわけではありません。


ただひとつ、
ママ側の “勘違い” がここにあります。

嫌いなのは

目の前の子供ではなく、

自分の嫌っている要素を子供に投影し

見せられていたから。

自分の嫌いで
許せない部分がたっぷり投影され、
ママのインナーチャイルドのボタンが
押され(連打!)ているだけなのです。

愛せていないのは子供ではなく、自分。

投影は映し鏡のようなもの。
子供は鏡に映った自分の姿です。

そう思うと
あれもイヤ、これもイヤ…
どんどん目についてくるー!
うぎゃー!ですよね。苦笑

子育ては自分の内側を見せつけられる
きついレッスンでもあります。

そりゃぁ、イライラもします。

なのでひたすら
自分の内側にある子供心を大人心に
育てていくしかないのです。

目の前にいる子供と共に…!


子供を嫌いになったことがある
愛せていないという
その罪悪感、
その “勘違い” 解いてあげて下さいね。


大丈夫です。
子供への愛はたくさんあります。

ごはんを作る、掃除に洗濯、送り迎え、
お風呂に入れる、絵本を読む、
寝かしつけをする、抱っこする…

淡々とした日常、
それこそが愛ですよ〜!