子供心とインナーチャイルドについて
以前ブログを書きましたが、
インナーチャイルドには
傷ついた部分だけではなく、

「誰かなんとかして!」

という子供心も存在していたり…
今回はそのことについて書いてみたいと思います〜!


子育て中のママは日々
インナーチャイルドのボタンを目の前の
子供にポチポチ押されるので、

「なんで私ばっかり」

「誰も私の気持ちを分かってくれない」

「誰かやって〜、世話して〜」

言うことを聞かない子供に
「なんで私の思う通りにならないの!」

などといった感情になりやすいのです。
子供のこと、家族のこと、
日々目まぐるしくサポートしているのに
誰も何も評価してくれない。
子供は

「ママ〜、あれとこれがない!」
とか

「出来ない〜、ママがやってよ!」
のオンパレード。笑

そこに旦那さんからもあれやこれやと言われたり、(旦那さんのインナーチャイルドを見せられたりすると)

「私のことは誰がしてくれるのよ!
私だって誰かに世話してもらいたいのに!」

という感情になることも。

それが

「私ばっかり」

に繋がるイライラの原因になりますよね。


私は

「誰かやって〜」

という子供心の持ち主なのだということを、
チャイルドセラピーを学ぶ中で
何度も見せつけられました。笑
やるべき事をついつい後回しにしてしまう、

「あとでいっか〜」

の怠け心。

その意識の奥深〜くには

「私がやらなくても誰かがやってくれる」

私の場合、この「誰か」は母を指すのですが…
こんなにもいい大人になっても、
母の前では子供のフリをする子供心。

子供の頃にお母さんやお父さん、
大人の人達にたくさん手を差し伸べてもらえていた経験を、
「誰かがなんとかしてくれる」
と大人になってからも求めてしまっている子供心。


それは娘にもまんまと投影されています。笑
娘はおもちゃを片付けられないことが多く、
出したら出しっぱなし。
言われなければ片付けない。
言ってもなかなかすぐには片付けない。

「いい加減に片付けなさーい!!怒」

と雷落として、
泣きながらようやく手をつける。

「ママもてつだって〜泣」

「ひとりじゃできない〜泣」

なんてことを言いながら
日々これを何度も繰り返し、
毎回怒られながら渋々片付けて…
で、ある時、

「もう捨てるからね!!怒」

こっちも怒りの沸点が達して
ゴミ袋におもちゃを捨てるという荒業に出て…笑

こんなことの繰り返しでした。
このやり取り、ものすっごい疲れる…
疲れるし、

「怒りすぎちゃったかな」

という罪悪感も後からむくむく湧いてきます。

でも実は
この片付けられない娘の姿は、私の姿。

私が

「誰かやって〜」

の子供心で居ると、娘も

「誰かがなんとかしてくれる」

「ママがおもちゃをかたづけてくれる」

となってしまうわけです。


なので
まず、自分の怠け心にムチ打つところから始めました。

「誰かやって〜」

との決別宣言をして、

娘に

「片付けなさーい!!」

と言う前に徹底的に自分のやるべき事をやる。
シンプルに。
そんなの当たり前のこと!
なのは百も承知で、
コツコツ自分の子供心と向き合って
大人心へと変えていく。
それを日々繰り返していくと、
娘にも変化が出てきます。

「片付けてー!」

と声をかければ、
一人で片付けられることが増えました。
まだ「ひとりじゃできないよ〜」
「てつだってよ〜」
と泣きごとを言うこともありますが、
そんな時は

「出来ないフリしないんだよ」

娘と、自分に笑
言い聞かせます。


自分の子供心を大人心に育てていけると
子供も変わり、子育ても楽になっていく…
一石二鳥どころではない!
と自分を鼓舞させて、
大人心へと成長させる日々です〜


「子供と一緒に成長していく」

子供も一歩一歩。
ママも一歩一歩。