せつなさは、
かなしみより、
すこしあたたかい。
どんなかなしみも、
自分のからだの一部のように
思えるようになればいいのに。
おーなり由子さん
『きれいな色とことば』
で書かれていた文章の一部。
ここに載せたこと、
あったかな?
おーなり由子さんのことばは
いつでもふわりと心を包んでくれて。
胸がチクチクして眠れない時、
このことばの前で立ち止まるのです。
包まれる ことば。
包みこむ ことば。
あなたからわたしに。
わたしからあなたへ。
あなたから、あなたへ。
ことばの持つ温度を今一度感じたい。