以前の記事で取り上げた「アンケート」の結果が発表されている。
作為的な発表がされると予想していたが、そのとおりであった。
(円グラフの見方は、青が「ルールは必要」、橙が「ルールは必要ない」、灰が「どちらでもない」、黒が「無回答」とのこと。)
(区のホームページから一部を抜粋。担当部署の担当者名、電話番号及びメールアドレスの一部を消去しています。)
4ページまでがアンケート結果、5~6ページが「住民意見交換会」の結果で、これにて終了とされているが、ちょっと待った。
「アンケート」が問20までで終りにされている。
問21はどうした。「~今後のまちづくりについて、ご意見やご要望がありましたら、ご自由にご記入ください。」という設問があったではないか。
ただでさえ、問20までの設問は、ハッピーロード大山を破壊する補助第26号線を当然に建設するという、とんでもない前提で記載されており、それ自体が極めて不当である。
そのため、この無謀なハッピーロード大山破壊計画を指弾するためには、自由意見欄に書くしかないのだ。
私も、この無謀な計画の全面的撤回を求める意見を提出した。
それにも関わらず、この「アンケート結果」では、自由意見の結果を一切掲載していない。
これは、言うまでもなく、行政に都合の悪い事実の隠蔽、改竄そのものではないか。
印象操作、世論操作を意図した犯罪的誘導である。
図らずも、この愚劣な「アンケート結果」は、ハッピーロード大山破壊計画、その目的である補助第26号線が、いかに反住民的、反民主的であるかを、如実に示している。
始めから結論ありきで、住民の意見を聞くなど、アリバイ的ポーズだけで、利権政治家とそれに追従する小役人が三文芝居を演じているだけなのが、無謀なハッピーロード大山破壊計画の真実なのだ。
ハッピーロード大山を守れ!
それが人としての良心だ!
(※2019年3月24日追記)
坂本区長は、施政方針でこう述べている。
◆大山駅付近の鉄道立体化・駅前広場は、来年度の都市計画決定をめざします。また、大山駅周辺地区、板橋駅西口周辺地区、上板橋駅南口駅前地区のまちづくりの進展に向けて、積極的に取り組みます。◆東武東上線鉄道立体化・関連する事業の経理の明確化を図るため、東武東上線連続立体化事業特別会計を新設し、将来的な区内全線立体化も視野に入れながら、財源面で安定的な事業を推進していくための基金を設置します。
(「広報いたばし」平成31年3月23日号)
ハッピーロード大山を破壊する補助第26号線建設にひた走って、これによって儲かる面々に全面的に奉仕し、その見返りに政治献金という名のリベートを貰い儲ける、と公言して憚らない、ということか。
このような人に、区長を続けさせるわけにはいかない。