プライベートサロン 2018年11月の献
西田擁平の
プライベートサロン
2018年11月の献。
食は文化の源、生きる源。
飾りも調味料も
可能な限り引き算した
最大限の美味しさと美しさを目指し
最低限の調味料
塩・オリーブオイル・ビネガー
ときどき味噌(^^)を使い
旬の食材本来の旨味を引き出す
体に優しい
引き算料理を
お伝えしています。
そんな料理を
近代食文化やファッションの
「祖」とも言えるまさに
西洋文化継承者とも言える
マリーアントワネットの時代にオマージュし
彼女の名を冠した今はなき
クリストフル創業当時
1800年代製シルバーカトラリーズ・シリーズ
「マリーアントワネット」をはじめ
同年代のオールド・バカラや
ヨーロッパ・アンティーク食器たちとともに
食育・レシピ・文化…
みなさんと語らいながら
笑顔とともに
テーブルを囲んでいただいています(^^)
= パン(低温発酵)=
<小 麦 粉:ラ・トラディッション・フランセーゼ (フランス)
蜂 蜜:純和蜜(日本蜜蜂/奈良 十津川村)
発酵バター:バター・ドゥ・ロドルフ・ムニエ(フランス)
塩 :ミネラルハーヴェスト塩(湖塩/オーストラリア)
藻塩(広島)>
金柑(宮崎)香の
オリーブオイル(古代品種MAESTオーガニック/トルコ)とともに
<器/1800年代製リモージュ:ジャンプーヤ>
= zuppa(低温調理)=
オレンジカリフラワー(東京)10月野菜のコンソメ仕立て
(本ジメジ・スティックセニョール・下仁田葱・コールラビ・白舞茸・エリンギ・えのき茸・セロリ・人参・キャベツ・生姜・玉ねぎ・池下にんに君)
= antipasto misto (野菜とチーズ)=
=1皿目=
今月のカプレーゼ
池トマト(高知)低温鶏手羽コンソメ・ゼリー モッツァレラ・ブッフラ(水牛)を忍ばせ せり(宮城)を添えて
<器/1876~1889年代製リモージュHaviland>
=2皿目=11月野菜と低温鶏手羽コンソメ
右/紅しぐれ大根(香川)のすり流しとグラナパダーノ(牛)の低温鶏手羽コンソメ寄せ
左/金時人参(香川)のすり流しとタレッジョ(牛)の低温鶏手羽コンソメ寄せ
中央/オレンジ白菜(茨城)のすり流しとミモレット(牛)の低温鶏手羽コンソメ寄せ
下/赤かぶ(青森)のすり流しとペコリーノ・ロモーノ(羊)の低温鶏手羽コンソメ寄せ
上/京ほうれん草(京都)のすり流しとゴルゴンゾーラ・ピカンテ(牛)の低温鶏手羽コンソメ寄せ
<器/1887年代製ティファニー(桜チンツ・プレート/ロイヤル・ウースター窯作)>
= secondo piatto (低温真空調理)=
pesce (魚料理)
天然活〆真鯛(兵庫)とさぬきキウイ(香川)京菜(京都)
<器/1890年代製スポード・コープランド手描金彩・ジュール彩>
carne (肉料理)
黒毛和牛しんしん(山形牛A5)
辛味大根(和茨城)と本わさび(静岡)のオリーブ・バルサミコの和えを添えて
= primo piatto =
pasta
白子(北海道)のラビオリ
田村みかん(和歌山)とともに
<器/1860~1880年代製コウルドン手描ポンパドール>
risotto
京人参(京都)ごぼう(青森)の国産カルナローリ米(石川)鶏コンソメ炊き
生いくら(岩手)のオリーブ・バルサミコ漬けと長芋(青森)の出汁和えとともに
<器/1930年代製ミントン 金彩スズラン・メダリオンとリボン>
= dolce =
ラ・フランス(山形
川口果樹園)100%のムース&ピューレと3種のベリームース
<器/1900年代初頭製ウエッジウッド イングランドローズとジュール・ガーランドプレート>
= vino(ワイン)=
泡:Morose spumante brut rose 2013
(希少品黒葡萄チェンテジミーノ100%)
白:CAMPAGLIONE 2016(年間2,500本/トレビアーノ・ヂ・ロマーニャ100%)
赤:LE IADI 2012(年間2,500本/バルベーラ100%)
= cafe =
深煎りグアテマラ
<オールド・ジノリ 1818年製カポディモンテ窯作品c/s>
変わらず
ひとり仕事のため
お運びいただいた
皆さまのお写真をお借りし
掲載させて頂いています。
事後報告になりますが
改めて、感謝いたします。
ありがとうございました。
不思議なあたたか風の今日。
師走の今月もよろしく
お願いいたします!