プライベートサロン 2018年9月の献
西田擁平の
プライベートサロン
2018年9月の献。
食は文化の源、生きる源。
飾りも調味料も
可能な限り引き算した
最大限の美味しさと美しさを目指し
最低限の調味料
塩・オリーブオイル・ビネガー
ときどき味噌(^^)を使い
旬の食材本来の旨味を引き出す
体に優しい
引き算料理を
お伝えしています。
そんな料理を
近代食文化やファッションの
「祖」とも言えるまさに
西洋文化継承者とも言える
マリーアントワネットの時代にオマージュし
彼女の名を冠した今はなき
クリストフル創業当時
1800年代製シルバーカトラリーズ・シリーズ
「マリーアントワネット」をはじめ
同年代のオールド・バカラや
ヨーロッパ・アンティーク食器たちとともに
食育・レシピ・文化…
みなさんと語らいながら
笑顔とともに
テーブルを囲んでいただいています(^^)
= パン(低温発酵)=
<小 麦 粉:ラ・トラディッション・フランセーゼ (フランス)
蜂 蜜:純和蜜(日本蜜蜂/奈良 十津川村)
発酵バター:バター・ドゥ・ロドルフ・ムニエ(フランス)
塩 :ミネラルハーヴェスト塩(湖塩/オーストラリア)
藻塩(広島)>
池下にん君(にんにく/宮崎)香の
オリーブオイル(古代品種MAESTオーガニック/トルコ)とともに
<器/1800年代製リモージュ:ジャンプーヤ>
= zuppa(低温調理)=
9月野菜のコンソメ 八色椎茸(新潟)の泡仕立て
(椎茸・エリンギ・池下にんに君・ズッキーニ・インゲン豆・白カブ・レンコン・生姜・キャベツ・人参・玉ねぎ)
= antipasto misto (野菜とチーズ)=
=1皿目=
今月のカプレーゼ
トマト(北海道)低温鶏手羽コンソメのムース
とモッツァレラ・ブッフラ(水牛)
ルッコラ(千葉)ペーストを添えて
<器/1800年代製バカラ・プレート>
=2皿目=9月野菜と低温鶏手羽コンソメ
右/白カブ(京都)とパルミジャーノ・レッジャーノ(牛)のサンド
中央/レンコン(茨城)パルミジャーノ・トリュフ詰め(牛)のサンド
左/まこもだけ(石川)とペコリーノ・ロマーノ(羊)のサンド
上/ほめられかぼちゃ(北海道)とゴルゴンゾーラ・ピカンテ(牛)のサンド
下/枝豆(群馬)豆腐とリコッタ(牛)のサンド
<器/1900年リモージュ>
= secondo piatto (低温真空調理)=
pesce (魚料理)
天然活〆真鯛(兵庫)の松茸(長野)刀根柿(奈良)和え
<器/1860~1880年代製コウルドン手描ポンパドール>
carne (肉料理)
黒毛和牛しんしん(山形牛A5)
桃(山梨)ピューレと本わさび(静岡)のオリーブ・バルサミコの和えを添えて
<器/1887年代製ティファニー(桜チンツ・プレート/ロイヤル・ウースター窯作)>
= primo piatto =
pasta
帆立貝(宮城)とメークイーン(北海道)のミルフィーユ
三色パプリカ(北海道)のピューレとともに
<器/1930年代製ミントン 金彩スズラン・メダリオンとリボン>
risotto
きくらげ(熊本)花にら(三重)の国産カルナローリ米(石川)鶏コンソメ炊き
ホワイトアスパラガス(北海道)の茶漬け仕立て
<器/1900年代初頭製ウエッジウッド イングランドローズとジュール・ガーランドプレート>
= dolce =
長野パープル(ぶどう/長野)ムース入 イチジク(島根)
イチジクと長野パープルのピューレを添えて
<器/1890年代製スポード・コープランド手描金彩・ジュール彩>
cafe 深煎りグアテマラ
<ロイヤル・ウースター 桜チンス1889年代製作品c/s>
= vino(ワイン)=
泡:Morose spumante brut rose 2013
(希少品黒葡萄チェンテジミーノ100%)
白:CAMPAGLIONE 2016 (年間2,500本/トレビアーノ・ディ・ロマーニャ100%)
赤:SETTE PIEVI 2012(年間2,500本/マルボ100%)
変わらず
ひとり仕事のため
お運びいただいた
皆さまのお写真を
掲載させて頂いています。
事後報告になりますが
改めて、感謝いたします。
ありがとうございました。
台風続きの秋晴れ。
被害が最小限でおさまりますように。
食欲の秋。
今月も
どうぞよろしく
お願いいたします!