こんにちは。蒼乃勇信です。

 

 

皆さんの周りで

「モチベーションが高い人」

を思い浮かべてみて下さい。

 

 

行動する人

 

どのような人を

思い浮かべましたか?

 

 

おそらく、大半の方は

「目標に向かって

 行動している人」

を思い浮かべたのでは

ないでしょうか。

 

 

例えば、

会社であれば売上目標に向けて

たくさん顧客訪問をしている。

 

 

何かの講座であれば、

講師にたくさん質問をしている。

 

 

そのように、

何か得たい結果に向けて

進もうとしている、

何かを獲得しようとしている、

 

 

そんな姿を見て

「モチベーションが高い」

と思うかも知れません。

 

 

しかし、これは

モチベーションの一つの

形でしかありません。

 

 

例えば、

仕事で何かミスをして

「上司に怒られる」

と思っている時、

 

私はできるだけ上司と

顔を合わせない様に、

 

席を外したり外出したり

話しかけられない様に

電話で話し込んだりしていました…

 

 

 

また、例えば、

私は高校時代部活をしながら

毎日勉強を頑張っていました。

 

 

陸上部に所属していて

練習はハードでした。

 

 

しかし、帰宅して食事して

入浴してから、

 

1日に2、3時間は必ず

勉強していましたし、

 

 

休日も練習から帰ると、

寝るまでずっと勉強ばかり

していました。

 

 

そして、

小学生時代はのび太君の様に

廊下に立たされていた私が

 

偏差値で70台後半に

届くまでになりました。

 

 

避ける人

 

当時は勉強に対して、

めちゃくちゃモチベーションが

高かったと言えます。

 

 

しかし、このモチベーションも

何かの目標に到達するため、

というものではありませんでした。

 

 

別に偏差値〇〇を

目指していたわけでは

ありません。

 

 

「〇〇大学に絶対に行きたい」

という目標があったわけでも

ありませんでした。

 

 

 

ただ、私は母子家庭で、

私大へ通える経済環境では

ありませんでした。

 

 

国公立に合格しなければ

働くしかありません。

 

 

そうなると

気の弱い私なんかは

やっていけない、

それは怖い、

 

そう考えていたのです。

 

 

また、当時先生からの

評価が高かった私は、

「先生を失望させたくない」

という気持ちもありました。

 

 

悪い点数をとると

「なんだ、こんなものか」

と思われるのが

怖かったのです。

 

 

モチベーションの源は2種類ある

 

これらは、

ゴールを達成するために

向かうエネルギーでは

ありません。

 

 

自分にとって

望ましくないことを

避けるエネルギーです。

 

 

 

つまり、

人のモチベーションには

大切にしているものを

獲得するために向かう方向と

 

 

大切にしているものを

守るために

何かを避ける方向との

二通りがあるのです。

 

 

そして、

ある場面では向かう方、

ある場面では避ける方を

使っています。

 

 

 

もし、ある場面で

うまく行かないのであれば、

 

 

ひょっとすると

逆のエネルギーを使うと

何か変わるかも

知れませんね。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。