こんにちは。蒼乃勇信です。

 

 

皆さんは、

お家や仕事場の整理整頓は

できていますか?

 

 

最近、心理学を学ぶ時に

お片付けに関するビジネスを

している人をよく見かけます。

 

 

私はそれを見て、

不思議に思っていました。

 

 

心理学とお片付けが、

私の頭の中では今一つ

結びつかなかったのです。

 

 

しかし、最近になって

分かったことがあります。

 

 

繰り返す嫌な思考

 

人間の脳の機能には

反芻思考というものがあります。

 

 

反芻というのは、

牛などの動物が

 

一度飲み込んだ物を口に戻して

よく噛んでからまた飲み込む、

というのを繰り返すことです。

 

 

それと同じように

頭の中で何度も繰り返し

同じことを考えて

味わうことを反芻思考と

いいます。

 

 

これには

重要な役割があります。

 

 

記憶を助けてくれたり

大事なことに意識を向けてくれたり

「こんなことが起きたら…」

と危険を回避するためにも

重要な役割を果たします。

 

 

しかし、一方で

何かの失敗などを

「あの時、こうしていれば…」

「なんであんなことをしたんだろう…」

と思い出したり、

 

先の不安を

「こうなったらどうしよう…」

と繰り返し思い返すことで

 

メンタルに悪影響を生じる

ということがあります。

 

 

これがうつ病の原因になります。

 

 

また、うつ病に至らないまでも

神経がすり減ってパフォーマンスが

低下することが分かっています。

 

 

ネガティブに偏る原因

 

この反芻思考が

ネガティブに偏る原因は

一つには

「脳に負荷がかかり過ぎている」

ということがあります。

 

 

つまり、疲れてくると

ネガティブになりやすくなる

のです。

 

 

そして、脳が疲れやすいもの

としてマルチタスクがあります。

 

 

色んなことを

同時並行で行うことです。

 

 

このマルチタスクは

同時並行で行動をしている状態

だけでなく、

 

頭の中で色んなことを

同時に考えている状態も

該当します。

 

 

そして、

モノが周りに溢れていると

マルチタスクになりやすい

状態になるのです。

 

 

人は何かを見たり聞いたり

した瞬間に頭の中には様々な

イメージの連想が起こります。

 

 

そこから、無意識に、

思考が生まれては消えてを

繰り返しているのです。

 

 

だから、

モノが多いとマルチタスクになり、

脳が疲れてネガティブに偏る

ということが起こるのです。

 

 

 

お片付けというのは

結構重要なのですね。

 

 

私もここ数年は忙しくて

部屋の整理もしていなかったので

早速整理してみました。

 

 

やはり目の前にモノがないと

スッキリします。

 

 

皆さんも是非、定期的に

周辺の整理をしてみて下さい。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。