こんにちは。蒼乃勇信です。

 

 

皆さんは部下や後輩、

あるいは子供に

 

「こうなって欲しい」

という思いを抱くことは

ないでしょうか?

 

 

言葉で伝えても変わらない

 

例えば、

「もっと責任感をもって欲しい。」

と思う上司や先輩、親は多いはずです。

 

 

この時に

「もっと責任感を持ちなさい」

と言葉で伝えたとしても、

 

効果が得られにくいことは

多くの方が感じていることでしょう。

 

 

そして、

「こんなに言ってるのに

 なんで言うことを聞かないんだ」

と怒りを覚える方もいれば、

 

 

「自分は舐められているんだ」

「大切にしてもらえていないんだ」

と悲しくなる方も

いるのではないでしょうか。

 

 

しかし、

伝わらないのは当然なのです。

 

 

自分の外から

「〜なりなさい」

と言われると

人は抵抗を起こします。

 

 

責任感という

抽象的な言葉であれば

具体的にイメージできないので

尚更のことです。

 

 

それでは、こういった時は

どうすればいいのでしょうか。

 

 

大事なのは芽生えさせること

 

この時に重要なのは

本人の外から考え方を

植え付けるのではなく、

 

 

本人の中から

喚起させることです。

 

 

責任感という概念を

伝えるのではなく、

 

それを感じてもらうことです。

 

 

例えば、

子供であればペットを飼う

というのが一つの選択肢に

なるかも知れません。

 

 

ペットの世話をするなかで、

 

「自分が放置していると

この子は飢えて死んでしまう」

 

「自分が散歩をしないと

ストレスが溜まってしまう」

 

「自分がきちんと

世話をしてあげなければ」

 

こういった考えを

自分の中から起こさせる

ということが大事です。

 

 

 

部下や後輩に対しても

「責任感を持て」

と言うのもいいですが、

 

責任を感じるような

仕事を与えることが近道です。

 

 

時間を与えること

 

そして、

この時に注意すべきなのは

待つということです。

 

 

人が変化していくには

時間がかかります。

 

 

機械のように設定を

変えることはできません。

 

 

それにも関わらず、

少し話をしたり課題を与えただけで

「あいつは変わらない」

と見切ってしまう方が

時々いらっしゃいます。

 

 

変化の早い現代の中で

そう考えるのも無理はありませんが

人を育てる立場であれば

じっくりと見守って下さい。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。