こんにちは。蒼乃勇信です。

 

 

私は一時期、毎週末

映画を観ていました。

 

 

映画に詳しいわけでは

ありません。

 

 

また、映画好きかと

言われれば

好きなのですが、そんなに

好きでもありません。

 

 

なのに、

毎週観ていたのです。

 

 

なぜかと言うと、

「せっかくの週末だから

 なにか楽しみたい」

と思っていたからです。

 

 

そういう時、

私の頭の中で

すぐに思い浮かぶのが

映画や漫画くらい

だったのです。

 

 

ところが、

「楽しむぞ!」

と思って観るのですが、

 

楽しいとか面白いと

感じたことは、

ほぼありませんでした。

 

 

まあ、面白いのは

面白いのですが、

「こんなものか…」

と感じてしまうのです。

 

 

そのうち

映画を観るのは

やめてしまいました。

 

 

今では、

契約しているNetflixは

もっぱら奥さんが

海外ドラマを観るだけで

私はほぼ開いていません。

 

 

意気込むとダメ

 

これは、

最近になって

知ったのですが

 

 

そもそも

「楽しもう」と思う程、

幸福度は低下するという

実験結果があります。

 

 

楽しもうと

意気込んだ場合と

そうでない場合、

 

 

後者の方が

なんと4.5倍も

楽しさが

高かったそうです。

 

 

また、

楽しもうと意気込んだ場合と

気分変化を採点した場合、

 

後者が7.5倍

楽しかったと言われています。

 

 

これは

私も実感として

分かります。

 

 

楽しもうと意気込むと

「楽しんでいる状態」

をイメージします。

 

 

しかし、映画等は

始まりから終わりまで

ずっと楽しいという

わけではありません。

 

 

最初の導入

から始まり、

 

色々な伏線があり

それが物語の中に

回収されていく、

 

そういった物語を

観ている中で

徐々に気分が変化したり

時に急激な感情の変化を

感じたり、

 

 

そうして

映画全体を通して、

言葉にできないものを

表現しているものです。

 

 

それなのに

最初から楽しさを

期待して見ていると、

 

 

そうではない時間に

どうしても注目して、

退屈を感じやすくなります。

 

 

つまり、

楽しもうと意気込むと

そうではない時間が

クローズアップしてしまい

満足感が落ちるのです。

 

 

 

 

勝手に幸せになることをする

 

人生に置き換えても

同様です。

 

 

朝起きてから

夜寝るまでの間で

ずっと楽しい

ということはありません。

 

 

時には、

退屈に感じることも

あると思います。

 

 

また、筋トレのように

どちらかというと

苦しいと感じることも

あると思います。

 

 

 

そういった

退屈や苦しい時間も

経ながら、

楽しさを感じるものです。

 

 

最近はインスタや

Facebookで、

楽しそうな写真を

見ること多いです。

 

 

「自分もあんな風に

 楽しく過ごしたい」

と思う人も多いでしょう。

 

 

しかし、あれも

ある一瞬を切り取ったもの

でしかありません。

 

 

写真撮影の時だけ

楽しそうにしているのかも

知れません。

 

 

原則として、

幸せや楽しさそのものを

追い求める程

人は弱くなります。

 

 

幸せや楽しさ

そのものを

追い求めるよりも、

 

心理学では

「勝手に幸せな気分に

 なることをする」

というのが正解と

考えてられています。

 

 

まずは、

振り返ってみて、

どんな時に楽しかったのか

把握することからですね。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。