こんにちは。蒼乃勇信です。
私は小さい頃から
自己卑下する癖が
ありました。
ダメな部分に目を向ける癖
「僕は頭も悪いし」
「人付き合いも苦手だし」
「気も弱いし」、、、
何か上手くいっても、
「いや、偶然なんです」
「たまたまAさんが
こうしてくれたから」
「僕は〇〇してしまって
良くなったんですけど…」
こんな感じで、
常に自分の卑下すべき
ポイントを探す、
というのが癖でした。
社内の評価でも
「この点はできた」
という
自己評価はせず、
「この点はダメでした」
「これは全然です」
「こうできたんですが、
もっとこうすべきでした」
という感じで
必ずできなかったことを
言ってしまいます。
基本的に小さい頃から
劣等感の塊だったため
こうしてダメな部分に
目を向ける癖がついたのでしょう。
この癖をもっていても
ある時期までは平気でした。
学生時代は
謙虚な青年として見られて
先生からの評価は
得られていました。
社会人になってからも
「自分のことを分かっていて
改善しようと取り組んでいる」
と見てもらえました。
それでも、
仕事はいくらでも
降ってくるので
それに応えていれば
それなりに
評価はされたのです。
しかし、近年は違います。
ダメな部分ばかり見ていると…
「実力主義」
という言葉は、
小学生頃から
頻繁に耳にしていた気がします。
しかし、
本当にそう感じるように
なってきたのは最近です。
会社の中で
以前は総合職だけが
マネジメントに
携わっていました。
しかし、最近は
過去は事務職と言われた
一般職であったり、
専門職、技術職といわれる
人たちも同じフィールドで
評価されるように
なってきました。
おそらく、
色んな会社のなかで
そのような動きが
あるのではないでしょうか。
こうなると、
受け身なだけでは
埋もれてしまいます。
皆んな見せ場をつくるため
仕事をとりにいきます。
そして、そのために
邪魔になる
「手間な仕事」
「目立たない仕事」
だけが回ってきます。
いざ年度末の評価になると
「今年度何をしたか」
「どんなプロセスを踏んだか」
ということが
評価の対象になるのですが
そこに、
「手間な仕事」
「目立たない仕事」
が含まれることは
あまりありません。
そして、
「何もしてこなかった」
と評価されてしまいます。
あんなに苦労したのに…
報われない気持ちでいると
周りには自分のやりたい仕事を
楽しそうにやって、
イキイキとしている同僚達…
「なぜ、自分ばかり
こんなことを」
と周りを恨んだり
自分が情けなくなる気持ちを
感じました。
だから、
「前にでなければいけない」
と思うようになります。
しかし、
いざ前に出ようとしても
出ることができないのです。
怖くなるのです。
なぜなら、
自分のダメなところばかりを
探してきたからです。
前に出れば出るほど
それがバレてしまう
と思ってしまうからです。
自分の思い込みが投影される
周りがどう思っているのかは
結局分かりません。
しかし、
自分が「ダメだ」と
思っていると
周りがそう思っているように
感じてしまいます。
こうした悩みを
持つ人の多くは、
面と向かって
「お前はダメだな」
と言われている
わけではありません。
しかし、
それにも関わらず
「周りはそう思っている」
と感じています。
人前で意見を発表する時
周りが真顔だと、
「何言っているんだこいつ」
「頭悪いのかな?」
と思っているように
見えてしまうのです。
皆さんは、
こんな経験はないでしょうか?
これは、自分の思い込みが
周りに投影されたものです。
私は心理学を学んでから
この自分に対する
思い込みを緩めることを
徹底して行いました。
私のおすすめは、
いきなり会社の中で
やらないことです。
もちろん、
いきなり会社で実践して
成功すれば良いのですが
ハードルが高過ぎるのです。
まずは、
小さなコミュニティで
勉強会をしてみたり
セッションをしてみる、
その感想をいただくうちに
自分の思い込みが
本当に検討外れだったり、
ある一つの側面でしか
なかったことに気づきました。
こういった主観的な思い込み
による劣等感を持つ人は
多いのではないかと思います。
特に両親が完璧主義だったり
自己卑下する癖をもっていると
形成されやすい思い込みです。
こういった思い込みは
確実に緩められるので
きちんと取り組めば
人前に立つことは苦にならなくなります。
あがり症の人に対しても
効果的なので、
悩んでいる方は
是非ご相談ください。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。