こんにちは。蒼乃勇信です。

 

 

最近、社内のある部署では

褒めることを定着させるための

取り組みが始まっています。

 

 

褒め言葉の効果

 

褒めることは

ポジティブな人間関係を

育むうえで重要です。

 

 

研究によれば

褒め言葉が

1日の気分向上に役立ち

パフォーマンスも上がり、

 

褒めた方の気分向上にも

役立つそうです。

 

 

また、毎日褒めると

慣れてしまいそうな

気がするものですが、

 

毎日褒めても

気分が向上する効果は

落ちないそうです。

 

 

どんどん褒めるべきですね。

 

 

ただし、

ある注意点があります。

 

 

人をダメにする褒め方

 

この注意点を知らないで

誤った褒め方をすると

 

人をダメにしてしまうことが

あるのです。

 

 

その注意点とは、

「能力を褒めないこと」です。

 

 

実験では、

学生に簡単な問題を

解かせて

 

一方のグループは

能力を褒めて、

 

もう一方のグループは

頑張りを褒めました。

 

 

 

そして、

次に難しい問題を解かせて

一旦心を折ります。

 

 

その後、簡単な問題を

解かせた成績を調べると

 

頑張りを褒めたグループは

成績が伸びたのに対して、

 

能力を褒めたグループは

成績が落ちたそうです。

 

 

 

これは、

能力を褒められると

拠り所が能力になるから

と考えられます。

 

 

だから、難しい問題で

心を折られると

「能力が足りないからだ」

と諦めが早くなってしまう。

 

 

一方で、

頑張りを褒められると

拠り所が頑張りなので

 

その状況を楽しむことが

できるようになる、

と考えられています。

 

 

 

私は小さい頃から

よく叱られていて

褒められるのが努力だけ

でしたので…

 

幸にして諦めが早い方では

ありません。

 

 

しかし、

元々優秀で能力を褒められて

育った人の中には、

 

それ故に困難に弱い

メンタルを抱えている

かも知れません。

 

 

ですので、

人を褒める時は

能力の高さではなく

 

 

そこに至った

プロセスを褒めてあげる

ということを

意識してあげてください。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。