こんにちは。蒼乃勇信です。

 

 

前回の記事では、

悪化した人間関係を回復

させる方法として

 

「どちらが悪いのか」

ではなく、

 

「お互いのコミュニケーションの

 どこに問題があったのか」

 

にフォーカスすることが

大事だというお話をしました。

 

 

 

 

歴史を振り返ることで得られるもの

 

これには、

お互いの関係を一つのストーリーとして

捉えることが必要になります。

 

 

その問題だけを切り取って

善悪を判断するのではなく、

 

 

お互いの一連の関係を

長いスパンでドラマのように見る

という感覚ですね。

 

 

二人の関係の中では

色々な出来事があり、

それによって流れが生じます。

 

 

良い時期もあれば

悪い時期もあり、

色んな要因が折り重なり

現在に至っています。

 

 

どこかの一時点だけを

切り離して捉えられる

というものではなく、

 

 

大きな流れの中で

起こっているものだと

捉えることができます。

 

 

そして、

そういった見方をする時、

フォーカスする対象は

問題だけではありません。

 

 

もちろん、人によりますが

二人の関係は悪い時期ばかり

ではないはずです。

 

 

ひょっとすると、

とてもいい時期も

あったかも知れませんよね。

 

 

夫婦関係や恋人関係は

より顕著だと思います。

 

 

付き合う直前や

付き合いたての頃は

仲が良いはずです。

 

 

二人で色々な思い出を

作ってきたと思います。

 

 

思い出という程でなくても、

一緒にいるだけで

全てが楽しく思える

という時期も

あったかも知れません。

 

 

そこから、

時間が経過して

お互いの関係は少しずつ

変化します。

 

 

そして、

今に至ったわけです。

 

 

会社の同僚であっても

何か協力し合ったり、

相手のことを尊敬する

場面があったかも知れません。

 

 

この様に歴史を振り返ると、

抽象的な視点にたって

二人の関係を見直しやすくなります。

 

 

感情的になっている時は

今現在の問題にフォーカスして

しまいがちですが、

 

 

抽象的な観点に立つと

お互いの関係を俯瞰して、

望ましい対応ができるものです。

 

 

もし、お互いの関係に

振り返ることができる過去が

あるのであれば、

 

過去について話をすることは

関係のメンテナンスとして

とても有効です。

 

 

楽しかった思い出や

一緒に協力し合って、

何かを乗り越えた様な

苦労話でも結構です。

 

 

私は口数が多い方でないので、

時々スマホの昔の写真を出しては

奥さんに見せながら、

過去の思い出を共有しています。

 

 

子供が小さい頃の写真などは

お互いにほっこりします。

 

 

是非、皆さんも

試してみることをお勧めします。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。