こんにちは。蒼乃勇信です。

 

 

皆さんは、日常生活で

劣等感を感じますか?

 

 

 

 

私は幼い頃から

劣等感だらけでした。

 

 

・同級生と比べて

 ぼーっとしている

 

・小学生の頃は

 勉強ができなかった

 

・頭がパパッと回転しなくて

 機転がきかない

 

・声が小さい

 

・存在感が薄い

 

・気が弱い etc

 

 

 

書き始めると

キリがありませんので

ここで止めておきますね…

 

 

 

劣等感をもっていると

精神的に不自由です。

 

 

 

例えば、声が小さいと

人と話す場面がとても緊張

する場面になります。

 

 

 

居酒屋などに行くと

周りが騒がしく声が

かき消されてしまいます。

 

 

 

上司に報告する場面でも

「声が小さくて聞こえない!」

と怒られることもあり、

 

ビクビクしてしまいます。

 

 

 

そんな経験をするうちに

できるだけ人と話す場面を

無意識に避けるようになり、

 

 

だけど会社生活の中では

完全に避けることはできず、

窮屈な思いをして生きてきました。

 

 

 

皆さんはいかがでしょうか。

 

 

 

この様な劣等感を

どう扱えばいいでしょう?

 

 

 

 

劣等感と劣等性

 

 

まず、劣等感について

正確に捉える必要があると

思います。

 

 

 

人は個体差があります。

 

 

だから、

何らかの基準で比較すると

優れた人と劣った人がいます。

 

 

 

例えばIQを比較すれば、

高い人と低い人はいます。

 

 

だからと言って、

「IQが低い人はダメだ」

ということでは無く、

 

 

それはIQが比較的低い

というだけのことです。

 

 

しかし、多くの人は

無意識のうちに

「IQが低い=自分はダメだ」

というように意味づけし、

 

 

そこに

「悔しい」

「悲しい」

といった感情を感じます。

 

 

 

これが、劣等感です。

 

 

 

何らかのモノサシをもって

比較をした時の優劣で、

 

 

自分自身に対して

「良い」「悪い」

の判断をしているのです。

 

 

これは、

単なる一つの性質なんだ

と思って下さい。

 

 

 

この性質は時と場合により

役に立つこともありますし、

そうではないこともあります。

 

 

 

例えば、IQの高い人は

頭の回転が速いので

会議などでも人をリードできる

と思います。

 

 

 

しかし、例えば

色んな人をまとめながら

チームで仕事をするのが

必ずしも得意ではありません。

 

 

 

頭の回転が速いため、

そうでは無い人のことが

分からないからです。

 

 

 

また、先述の私の

「声が小さい」

という性質に関しても

 

 

 

現場仕事で

大きな声でやり取りしながら

チームで作業を進める場合、

苦労します。

 

 

 

しかし、一人で黙々と

作業する仕事では影響は

ありません。

 

 

 

また、声が小さいことで

威圧感を与えないため、

 

仕事上で役に立つ場面もあります。

 

 

 

このように、

単なる性質でしかなく

 

 

時と場面によって

良いも悪いも違ってきます。

 

 

 

だから、

「自分=ダメな人」

と一般化した見方は

誤っているのです。

 

 

 

どんな場面であれば、

その性質がOKなのか

探してみることが大事です。

 

 

 

 

劣った部分も能力のうち

 

 

 

そして、大事なのは

こういった劣った一面というのは

ある意味では貢献なのです。

 

 

 

人は誰でも得手不得手が

あります。

 

 

 

その得手を活かして

人に貢献したい、

もっと活躍したい、

とおもっています。

 

 

 

そして自分の苦手な面は

他人が活躍できる場面を

提供する機会でもあります。

 

 

 

声が小さいのであれば、

声が大きな人に活躍の場面を

提供してあげればいいのです。

 

 

 

そもそも、

「自分で全てやらなければ」

と思っているから苦しいのです。

 

 

 

人に頼ることは

その人への貢献でもあります。

 

 

 

それぞれの特徴を見極めて

活躍の場を譲り合える関係を

つくっていきたいものです。

 

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。