こんにちは。蒼乃勇信です。

 

 

「愛想よく振る舞っている割に

 なぜか人間関係がうまくいかない」

 

そんな悩みはありませんか?

 

 

例えば、

・どんな話にも相槌を打って

 否定せずに聞いてあげている。

 

・いつも笑顔で肯定的な態度を

 とっている。

 

・相手が話しやすいように適度に

 質問しながら盛り上げている。

 

 

そうやって相手が気持ちよく

過ごせるように努力していて、

別に関係性は悪くはない。

 

 

そして、自分ができることを

一生懸命やってもいる。

 

 

しかし、

周囲からの信頼が篤いかといえば

そうでもない…

 

 

 

一方で、

いつもぶっきらぼうで相槌も打たず、

「何で?」

「どうしてそう考えたの?」

 

と、少し威圧感すら感じる人が

周りから信頼されていて

その意見や存在が尊重される…

 

 

 

 

これは私自身が感じていた

悩みでもあります。

 

 

一見すると前者の方が

好かれそうな気がしませんか?

 

 

コミュニケーションについて

扱う書籍を読んでも、

心理学講座を受講しても、

 

概ね

・否定せずに受け止める

・適度に相槌を打って聞く

・相手の顔を見ながら〜

 

こういったことが謳われて

います。

 

 

だけど、どうやらそれだけでは

ダメなのです。

 

 

なぜ、ぶっきらぼうな人でも

周りから信頼や尊重を受けて、

 

 

一方で愛想よく話を聞く人が

必ずしも信頼や尊重を受けられない

ということが起こるのでしょうか。

 

 

 

 

それは、

「潜在意識の深い部分までを

読み取った会話ができてないから」

と考えられます。

 

 

たとえぶっきらぼうでも、

「なぜそう考えたの?」

と理由を聞いてくる人は、

 

 

相手の言動の裏にある

感情であったり価値観を

読み取っています。

 

 

つまり、相手が口にしていない

ことをしっかり聞いているのです。

 

 

だから、相手が本当に欲しいと

思っているものを与えることも

できるし、

 

場合によっては重要な盲点に

気づかせてあげることもできる。

 

 

相手からすれば、

「分かってくれている」

「この人と話せて良かった」

と感じることができます。

 

 

 

一方で、愛想がいいだけの人は、

相手の言動の裏側をみていません。

 

 

表面的な事柄や相手の顔色を

みながら、

「どう反応すれば相手が

 機嫌良く話してくれるか」

に集中しています。

 

 

そうすると、その場では気持ちよく

話してくれるかも知れません。

 

 

しかし、その人が

本当に大切にしていることは

分かっていません。

 

 

別に、相手からすれば

悪い感情は生じないでしょう。

 

 

しかし、それ以上のことは

ありません。

 

 

ただ、いい人というだけで

終始してしまうのです。

 

 

その結果、努力して愛想よく

振る舞っているのに、

実りある関係性を築くことが

できないで終わるのです。

 

 

愛想がいいことは

悪いことではありません。

 

 

愛想がいい人の方が

間違いなく話しかけやすい

という人は多いはずです。

 

 

ですので、そこへ更に

相手がどんな感情を感じたのか、

 

それはどういう考えやイメージ

によって生じたものなのか、

 

そして、どんなものを大切に

しているからそう思えたのか、

 

 

そういったことを聞くだけで

皆さんの会話はとても深いものに

なってくるはずです。

 

 

是非、日常の会話の中で

取り入れてみて下さい。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。