こんにちは。蒼乃勇信です。

 

 

先日、日本人で

本当にポジティブな人はほぼいない

ということを書きました。

 

 

遺伝子的にそういった人は3%弱で、

大半は心配性な人です。

 

 

ただ、ポジティブであれば良いか

と言えば、決してそうではありません。

 

 

ある人から聞いた話です。

 

 

ある自己啓発で有名な方ですが、

高級な家に住みたいと思い立って

 

5階建のパペントハウスの最上階を

購入しようと考えたそうです。

 

 

しかし、その時の彼の状況は

ビジネスパートナーと分かれて

ほぼ無一文でした。

 

 

その時も友人の家に

インターネットを借りに行ったところで、

その時に見た物件だったそうです。

 

 

連絡すると契約直前だったのを

「すぐに契約するから」

と言って即決してしまいました。

 

 

しかし、その金額は5億円。

 

 

まず、前金で5000万円を

入れる必要があるとのことでした。

 

 

それを、カードを全てきって、

友人からもお金を借りて母親の家も

抵当にいれて払ってしまった。

 

 

ただし、それはあくまでデポジットで

3ヶ月後に1億円を入れないと5000万円

もパーになってしまう、

 

 

そんな状況の中で

3週間でビジネスをしてお金をつくるから、

と決めてしまったそうです。

 

 

そして、かれは実際に期限までに

お金をつくって5億円を払いきりました。

 

 

心配性な私たちからみると

とんでもないことですよね。

 

 

 

この話を教えてくれた方は

「最悪の場合どうするつもりだったの?」

と聞いたそうです。

 

 

すると彼は、

「最悪ホームレスになるけど

 周りが食べ物は施してくれるだろうから

 死ぬことはないと思った」

と答えたそうです。

 

 

これはうまくいったから

良かったものの、

 

下手をすると自分だけでなく

母親までホームレスになります。

 

 

もちろん、お金を貸した友人も

お金が返ってこないわけです。

 

 

それは私たちからみれば

最悪なのですが、

 

 

彼にとっては

最悪とは死ぬことだった。

 

 

つまり、

「最悪の場合」

という定義が全く違うのです。

 

 

この方は非常に有名な方で

ビジネスでも成功していますが、

 

 

継続的にうまく行っていた

というわけではなく、

 

 

ジェットコースターの様に

上がったり下がったりで

成功も失敗も多かったそうです。

 

 

そういう生き方を

前提にしているんです。

 

 

失敗しても気にならないから

こういった決断ができる。

 

 

しかし、失敗も多くなるため

それを気にしない人でなければ

なかなかできないことです。

 

 

 

私たちのような心配性の人は時々

こういった大きな決断に惹かれます。

 

 

しかし、こういった生き方が

平気だと思えるメンタルが前提に

あることを忘れてはいけません。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。