こんにちは。蒼乃勇信です。

 

 

皆さんは、人前で緊張しますか?

 

 

職場の朝礼であったり

会議やプレゼンの場面、

あるいは

飲み会のちょっとした挨拶…

 

 

私はこういった場面で

非常に緊張する方でした。

 

 

職場では一時期、

毎朝朝礼で話す役割でしたが

それでも慣れません。

 

 

毎朝、直前にトイレにこもり

身体の震えを抑えてから

朝礼に臨んでいました。

 

 

会議やプレゼンでも同様に

身体や声が震えてしまい、

 

 

何とか話し終えた後に

恥ずかしさで死にそうに

なりました。

 

 

結局、言いたかったことの

半分も話せません。

 

 

 

こういう状態はとても不自由です。

 

 

職場で何かやりたいことが

あったとします。

 

 

すると、どこかの場面で

必ず人前に立つことが必要に

なります。

 

 

それが怖いために

無意識に行動を制限しがちに

なってしまいます。

 

 

人前に立つ役割が怖いから

できるだけ目立たないようにしよう、

と考えてしまいます。

 

 

昔は男性に多い悩みでしたが

近年は女性も同様の悩みをお持ちの方が

増えていることと思います。

 

 

 

この悩みに関しては

多くの書籍も出回っています。

 

 

しかし、

どの書籍を読んで実践しても

解消しない…

 

 

そうして困っている方が

多いのではないでしょうか。

 

 

 

私は幸いにもこの長年の悩みを

解消できました。

 

 

しかし、

「このワークをやったら

 一瞬でガラッと変わった」

といったものはありません。

 

 

地道に自分のボトルネックと

向き合ってきた結果です。

 

 

その中で特に皆さんに

お伝えしたいことがあります。

 

 

重要なことは、

自分の嫌いな一面を受容することです。

 

 

自分にいくら加点をしても

嫌いな一面が残っていると

隠そうとしてしまいます。

 

 

それが自己否定に繋がるのです。

 

 

そして、人は他人の考えを

推測するにあたって、

自分の頭の中を参考にします。

 

 

自分でダメだと思っていると、

周りの人が何とも思っていないのに

「ダメだと思われているに違いない」

と思ってしまうのです。

 

 

それが、人前に立った時に

緊張を生じさせてしまいます。

 

 

この嫌いな面が受容できると

周りの目が気にならなくなります。

 

 

すると、人前でも安心して

話すことができるようになるのです。

 

 

 

 

では、

どうやって受容するかと言うと

 

 

一言で言えば抽象的な視点から

見るということです。

 

 

例えば、声が小さいという

コンプレックスがあります。

 

 

悩んでいる状態の人は

声が小さい=弱々しい、ダメな人

といった意味づけをしています。

 

 

しかし、声が小さいことは

OKな場面とNGな場面があります。

 

 

例えば、

大昔に戦場で大群を率いている

将軍の様な立場の場合は、

 

戦場で周りに指示を出したり

鼓舞する必要があります。

 

 

この場合、声が小さいのはNGです。

 

 

しかし、例えばHSPで

大きな音が苦手な人であったり

心が疲れている人に対して、

 

 

カウンセリングやセラピーで

関わる場合には声が小さいことが

安心感に繋がることがあります。

 

 

この場合は、OKです。

 

 

つまり、声が小さいことは

一つの特徴でしかありません。

 

 

時と場合により、相手により

OKな場合とNGな場合があるだけです。

 

 

多くの人が間違えがちなのは

自分の中に良い面と悪い面があり、

 

声が小さいこと=悪い面

 

というように、

ある一面を悪いものとして

捉えてしまうことです。

 

 

しかし、視点を上げれば

特徴でしかありません。

 

 

これが腑に落ちてくれば

自分に対する受容が進みます。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。