こんにちは。蒼乃勇信です。

 

 

前回の記事の中では

思い込みの大半は不合理なもの

ということをお伝えしました。

 

 

 

 

特に重要な思い込みは

幼い頃の両親との関係性の中で

出来上がってきます。

 

 

そして、その不合理な思い込み

を前提にして、生き方を決意する

ということが起こります。

 

 

 

思い込みが刷り込まれる瞬間

 

例えば、子供が何か嬉しいことを

体験したとします。

 

 

それをお母さんに伝えたら、

いつもの様に喜んでくれるだろう

と期待して話しかける。

 

 

しかし、お母さんからは

喜んでくれるどころか、

「あっちに行ってなさい!」

と怒られてしまった。

 

 

子供はショックを受けます。

 

 

そして混乱の中で

「お母さんに嫌われた?」

と恐怖や不安を感じます。

 

 

そういった状態に陥ると

思い込みが形成されます。

 

 

・自分は愛されていない

 

・静かにしている自分は

 愛されるが感情を出すと

 愛されない

 

 

そういった思い込みを踏まえ、

親から愛されるための生き方を

決意します。

 

 

その結果、例えば

「素直に感情を出してはいけない」

等のルールを設けていきます。

 

 

人間の記憶と鳥類の記憶

 

この記憶は実はありのままを

記憶しているわけではありません。

 

 

原始的な動物で、

例えば鳥類などは記憶が非常に

鮮明に保存されます。

 

 

視覚情報をカメラで撮った様に

そのまま保存しているのです。

 

 

だから、例えば木に餌を

括りつけて目印にしていて、

 

それが風で飛ばされて

しまったりすると

場所が分からなくなります。

 

 

人間であれば、

「この辺だったかな?」

と何となく周りの環境から

特定することもできますが

 

鳥類はそうではありません。

 

 

 

対して人間の場合は

概念として保存されます。

 

 

カメラで撮影した様に

性格な情報ではありません。

 

 

だから、お母さんとの例も

「お母さんから嫌われた」記憶

として保存されます。

 

 

そのため、概念によって

記憶が脚色されていることが

多いのです。

 

 

これが思い込みになっています。

 

 

認識しているものの大半は思い込み

 

先の例ですが、

実はお母さんは台所で料理を

作っていたのです。

 

 

火を使っているので、

万が一火傷を負わせたりしたら

大変だから

「あっちへ行ってなさい!」

と強く言いつけた。

 

 

この言動は愛から生じたものでした。

 

 

この様に考えると、

自分が認識している世界は

本当に思い込みなんだなと

少し思えてきませんでしょうか?

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。