こんにちは。蒼乃勇信です。

 

 

世の中には

何らかの変化を望んで学んだり、

セッションを受けたりする人が

たくさんいます。

 

 

人によってこれまでの道のりも

状態も全く違いますから、

 

 

変化のスピードは違っていて

当然です。

 

 

周りと比べて変化に時間を

要していることに焦りを感じる

必要はありません。

 

 

しかし、変化が早い人には

ある共通した特徴があることも

事実です。

 

 

このことは知っておいて

いいでしょう。

 

 

 

3つの意識

 

人の意識には3種類あります。

 

 

よく潜在意識とか顕在意識と

いう呼び方をしますが、

 

 

潜在意識というのは

マーケティング的な呼び名です。

 

 

学術的には無意識という

呼び名が正式なものです。

 

 

そして、私たちのデフォルトは

完全に無意識の状態です。

 

 

そこに、例えば、

こう言われたとします。

 

「今、聞こえるものに

 注意を向けて下さい」

 

この時、その音に意識が

向くと思います。

 

 

これは

一時的に音に意識が向いた

という状態です。

 

 

例えるなら、暗闇の中で

そこにスポットライトが

当たったようなものです。

 

 

これが無意識と意識の関係です。

 

 

そこに、

もう一つの意識があります。

 

 

音に意識を向けている時、

「音に意識が向いているな」

と感じる第三者的な目線が

ないでしょうか?

 

 

これが三つ目の意識であり

リカーシブ意識と呼ばれます。

 

 

よく「メタ認知」と言われる

ものです。

 

 

メタ認知ができる人は微差に気付ける

 

この三つ目の意識が働く人は

自分の状態を観察することが

得意です。

 

 

「今、どんな感情なのか」

 

 

それを第三者的な目線から

把握しています。

 

 

だから、今回の自分と前回の

自分の微妙な違いに気付くことが

できます。

 

 

例えば、何かスポーツを始めた

とします。

 

 

その時、

メタ認知ができない人は

日誌をつけると、

 

前回「できなかった」

今回「できなかった」

 

この様な変わらない感想

しか浮かんできません。

 

 

しかし、メタ認知ができると

少し違います。

 

 

前回と同じく上手くできなかった

としても、

 

・少しだけ気持ちに余裕をもって

 ゲームを開始することができた。

 

・下半身と上半身が連動し始めて

 スムーズに腕を振ることができる

 場面が増えてきた。

 

・スピードの速い球が飛んで来ても

 何とか返せるようになってきたが、

 左の角を狙われると対応が遅れる。

 

 

あくまでイメージですが、

こういった微妙な差異に目を

向けることができます。

 

 

そして、そういった差異に気づくと

それを増幅させることができる様に

なります。

 

 

これができる人は、

変化を早く起こすことができます。

 

 

これは誰しも練習すれば

できるようになります。

 

 

常に第三者の目で自分を

みる習慣を身につけて下さい。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。