こんにちは。蒼乃勇信です。

 

 

良くないと思いながらも

なかなか変えられない行動って

ありますよね。

 

 

そんなことがあると

「自分は意思が弱いんじゃないか?」

「ダメな人間だな」

と思ってしまうかも知れません。

 

 

 

 

なぜ人は変われないのか

 

しかし、ハーバード大学の研究では、

85%の人は変わる必要性を認識しても

行動を起こさないという結果が出て

います。

 

 

例えば、タバコをやめないと

死ぬと宣告された人であっても

タバコをやめない…

 

 

体重を減らさないと重大な

病気になると分かっていても

食べる量が減らせない…

 

 

これらは頭で必要性を理解しても

変わらないのが人間です。

 

 

では、なぜ変えようとするのに

変えられないのでしょうか?

 

 

これは、無意識に原因がある

という結論をつけています。

 

 

 

ダイエットできない男性

 

例えば、報告では

ある体重を減らしたい男性の

ケースを挙げています。

 

 

体重が減らない要因は

食べる量を減らせないことだと

その男性は分かっています。

 

 

しかし、どうしても食べる量を

減らすことができない。

 

 

それを、紐解いていくと

「料理は母の愛情表現だから

 残すのは失礼だ」

というの価値観が無意識下で

働いていたからでした。

 

 

男性にとっては無意識なので、

これが原因だと分かっていません。

 

 

もし、そのまま意思だけに

頼ってダイエットをしようとしても、

うまくいかないわけです。

 

 

そして、現在の世の中には

ダイエットのための商品サービスが

山のようにあります。

 

 

そういった商品にお金と時間を

使った結果、結局痩せられずに

諦めてしまう…

 

 

そんなことが予想されます。

 

 

皆さんが変えたい現状にも、

おそらくは無意識下の何かが

働いています。

 

 

それが一つ一つ外れていけば

今の不自由さの大半は消えて、

もっと価値のある人生を過ごせるはずです。

 

 

それでは、どうすればいいのでしょうか?

 

 

 

思い込みをあぶり出す習慣

 

一人でも簡単にできる方法として

自分の感情の裏側をみていくことを

お勧めしています。

 

 

何か感情を感じた時、

自分の中にどういう思考やイメージ

が湧いてきてイライラしているのか

をみていく感じです。

 

 

例えば、会社の懇親会で

カラオケに行くこととなった時

不安な気持ちになったとします。

 

 

その時の自分の中のイメージを

探ってみます。

 

 

例えば、自分が歌っている時、

こんな状況が思い浮かぶかも

知れません。

 

・皆がバカにしている

・周りがクスクス笑っている

・周りがガッカリしている

 

潜在意識は現実とイメージを

区別できないため、

 

こういったイメージが浮かぶと

実際にその場にいるのと同様に

ネガティブな体感覚(感情)が

生じてきます。

 

 

 

一方で、異なるイメージが湧く人

がいます。

 

 

例えば、先程とは逆に

・周りが喝采を送ってくれている

・一緒に盛り上がっている

・とても気持ちよく歌っている

 

こういった状況が思い浮かぶと

ポジティブな感情になるでしょう。

 

 

では、この違いはなんでしょうか?

 

 

 

 

あくまで想像ですが、

後者は無意識にこんな考えをもって

いるのではないでしょうか。

 

・自分は歌がうまい

・自分は周りから受け入れられる存在だ

・別に歌が上手かろうが下手だろうが

 カラオケは楽しく歌えばいい場所だ

 

 

 

一方で前者は、こんな考えでは

なさそうでしょうか。

 

・自分は歌が上手くない

・自分は周りから受け入れられない

・いつも完璧でなければいけない

 

 

このようにしてみていくと

自分の根っこにある思い込みが

少しずつ見えてきます。

 

 

そして、肝心なのは

これは思い込みでしかない

ということです。

 

 

まだ思考が未発達の幼い頃に

何らかの出来事に遭遇して、

不合理な思い込みをもったに

過ぎません。

 

 

この思い込みを緩めるには

ワーク等もあるのですが、

気づくだけでも緩んできます。

 

 

是非、試してみてください。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。