こんにちは。aonoです。
皆さんは、職場での中で
なぜか周りの人のことが
凄いとか偉いと思えてしまう
ということはありませんか?
一方で、自分は大したことを
していないとか
サボっているように思えて,
引け目を感じてしまう
ということはないでしょうか?
もし、そうであれば
非常にもったいないことを
しているかも知れません。
自己評価「2」
私の会社では、年度末の評価の前に
自己評価を提出することとなっています。
自己評価は毎年の仕事に関する目標に
対して、「どういったプロセスをとって
どういった結果が得られたか」という
視点で採点するものと、
自分の役職に定められた期待役割に
対して「どれだけ適切な行動を発揮
できたか」という視点で採点するものと
2種類あります。
6段階の評価になっており、
概ね「4」以上は標準的なプロセスや
結果が得られた、もしくは役割に対して
適切な行動をとることができたという
評価です。
そして、「3」は若干不足があり、
「2」はかなり不足している、
「1」は論外であり現実的には
つけることはありません。
そして、2月中旬頃に自分の取組を
振り返って自己評価を提出する
のですが、私はこの時期が本当に
大嫌いでした。
というのも、
1年の取組を振り返ってみて
「今年度はこれができた」
という明確なものがほとんど無いのです。
私は元々評価に拘りが強くなく、
新入社員の頃から割と適当に
自己評価をつけていました。
しかし、当時の私は30後半
に差し掛かかる頃でした。
30後半と言えば同期の中でも
昇進に差がつき始める頃です。
当時、同期を社内名簿で偶然
見つけると、昇進している者が
散見されました。
昇進など気にしていないつもり
でしたが、実際に同期が昇進して
いるのを見ると、
意外に胸がざわつく自分に気付き、
徐々に評価を気にし始めていた頃
でもありました。
しかし「評価を得たい」という
思いから「明確にアピールできる
材料が欲しい」と考える一方で、
当時、私には明確な役割が無く、
アピールすることが難しいように
感じていました。
担当者は自分の担当案件に関して
目標数値を考えれば良しとされます。
課長や次席者は課の全体の数値を
目標とします。
私は当時、中間の立場で、
担当案件ももちながら
マネジメントにも入ります。
しかし、課長、次席、チームリーダー
という立場のマネジメント層が
存在しているため、関わり方が
間接的にならざるを得ないのです。
適宜マネジメントに間接的に
入っていくという立場から
明確な担当が無く、年度を通して
「これを取り組んでいく」
というものがありませんでした。
なので、アピールできる材料が
作り出せないという状況にあり、
そこに焦りを感じていたのです。
そして、年度末の自己評価で
振り返りを行いながら
「一体この状況で
どうすればいいんだ…」
と、その状況に何となく理不尽さ
を感じて苛立ちを覚えながら、
自己評価「2」をつけて課長へ
提出しました。