こんにちは。aonoです。
前回までの記事では、私が
「自分は頭が悪い」
という信念から考えに自信を
もつことができなくなり、
それによって自分がやって
きたことに価値を感じられなくなった
経緯についてお話しました。
今回はその対策までご紹介します。
目標はここまで小さくする
以前、お話した、
私がノウハウコレクターに陥る過程にも
こういった思考のクセが影響しています。
私は、コミュニティに加入して
心理学を学び始めてから
分からないところを書籍で学んだり、
別の講座で学ぶことで埋めようとしました。
そして、カウンセラーを志して
カウンセリング心理学を学び、
ビジネスの研修を受講し、
ブログ講座で学びメンタル改善を
学び…と次々に色んな講座に
加入していきました。
学べば学ぶほど、足りない部分が
見えてきて、次々と色んなリソース
を手に入れたくなります。
その時は
「これを学ばないと、
何か重要な部分が欠けたまま
成功できないのではないか?」
という思考が生じていて、
学ばずにいられなかったのです。
しかし、実際には私は既に
多くのことを学んでいました。
もちろん心理学以外でも、
これまでの経験を通して
実体験からしか学べないような
知識や経験を得てきていましたし、
心理学に関しても、
カウンセリング心理学や認知行動療法
を学んだサラリーマンはあまり多くない
と思います。(勝手な推測ですが)
そして、心理学を学ぶことで
これまでの経験が更に血肉化されて
自分ならではの思考や感覚が蓄積
されていたはずでした。
しかし、私はそこに価値を感じることが
できていませんでした。
だから、自分の知らないことを
提示されたり自分がやっていないこと
をやっている人を見ると、それが
自分のやってきたことより価値がある
と感じていました。
そして、不足感や焦りを感じ、
次々と新しいものに手を出していく
という行動に至ったのです。
本当は、私も周囲が知らないことを
知っているはずでしたし、周囲が
できないことができるはずでした。
この現象はなぜ起きるのでしょうか?
これは一言でいえば、
自己肯定感が低いことの
一つの症状です。
自己肯定感が低ければ、
「自分に価値が無い」
→
「自分のやってきたことにも
価値がない」
となってしまいます。
また、今回の自分のように
自分のやってきたことに価値を
感じられないというケースは、
小さい頃、頑張っても親から
認めてもらえないという経験をすると
刷り込まれる傾向があります。
では、これを解消するには
どうすればいいでしょうか?
セラピーとして取り除く方法も
ありますが、
根本的な解決としては自己肯定感
を上げていくことです。
今回は、一人で行えるものとして
潜在意識を活用した簡単な習慣を
一つご紹介させていただきます。
潜在意識の一つの特徴として
目標の大小を区別しない
という面があります。
多くの人は大きな目標をたてて
挫折を繰り返すことで
「目標を達成するのは
難しいことだ」
という信念を持つようになります。
また、
「目標は小さくするものだ」
と認識している人でも多くの人は
「小さく」
のレベル感がそもそも高いのです。
100%達成できるレベルの簡単な
目標を設定して達成していくことで
「目標は簡単に達成できるもの」
という信念を刷り込むことができます。
これが、自己肯定感を高めることに
大きく役立ちます。
どんなレベル感で設定するかといえば、
「朝起きて顔を洗う」
「ご飯を食べる」「歯を磨く」
というレベル感で大丈夫です。
潜在意識は人間の命を守るため
大きな変化を嫌います。
なので、頑張らないといけない目標は
潜在意識の反発を食らうことになります。
だから、この様に潜在意識が
変化と認識しないレベルの行動を
目標として達成していくのです。
これらは普段無意識に
行っていることですが、
それを意識的にやるだけです。
朝起きたら
「顔を洗うぞ」
と意識して、顔を洗う。
そして
「歯を磨くぞ」
と意識して、歯を磨く。
そして、
「よし!顔を洗ったぞ。」
「よし!歯を磨いたぞ。」
と噛みしめることです。
少し馬鹿らしく感じるかも
知れません。
しかし、これが潜在意識に
無理なく目標達成の経験を
繰り返し体験させ、
自己肯定感を高めることに
つながります。
そして、自分がやってきたことに
価値を感じられるようになり、
足りないものに目が向き過ぎて
焦りを感じる状態から抜け出す
基礎がつくられるはずです。
是非、一度試してみてください。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。