こんにちは。aonoです。
皆さんは、友達が別の友達と
楽しそうに話しているのを見て
傷ついたことはありませんか？
あるいは、嫉妬したり寂しさを
感じたことはないでしょうか？
「自分と話している時より
なんか楽しそう・・・」
それは、視点が低くなっている
せいかも知れません。
私がそんなことを
気にし始めたのは、
中学生くらいの頃でした。
当時、仲が良かった友達は、
内向的な私と違い
誰とでも仲良くできるタイプでした。
また、誰に対してでも
自分の意見をはっきり言えて、
皆から一目置かれる存在でした。
私は何故か彼とウマが合い、
休み時間はいつも一緒に
過ごしていました。
しかし、彼には友達が多いのです。
二人で喋っている時、
時々別の友達が来ます。
その時、彼のテンションが
自分と喋っている時と
明らかに違うことがあるのです。
慣れもあるでしょうが
私に対してはそっけない感じで、
こちらが一生懸命喋りかけても
「あぁ」
「あぁ」
「うん」
「・・・」
という感じになります。
しかし、他の友達に対して
あからさまにテンションが高く、
「おぉ～！〇〇、久しぶりやな！」
「お前あの後どうしてん！？」
という感じで
楽しそうに喋ります。
「自分と喋ってる時は
あんなにテンション低かったのに…」
私はその時、
少し嫉妬を覚えました。
また、同時に感じたのは、
彼はその友達に対して敬意を払っている
というか対等な感じなのです。
「自分に対しては上からなのに…」
「自分は軽視されているのかな…」
私は、自分が少し惨めに感じました。
そういった経験から、
友達が自分以外の人と話す時は
テンションや上下関係が
気になるようになりました。
「自分と話しててもつまらないかな…」
「あの人と話してる時は楽しそう…」
「あの人には敬意を払ってる…」
「自分には上から言ってくるのに」
それが最も顕著だったのは
大学入学時でした。
入学してすぐにお茶会の様なものが
至る所で開催されており、
友達をつくるために参加しました。
大学入学を機に楽しい学生生活を
送りたかった私は、
いくつかのお茶会に参加しました。
そして、友達の多そうな子にも
果敢に話しかけてみました。
しかし、今一つ盛り上がりません…。
一方で、彼らは別の子と話始めると
テンションが高くなり、
その子とは携帯を交換している…
そんな場面が何度もありました。
結局、私は大学時代、
見事に友達と言える友達が
できませんでした。
また、所属している部活で
新入生の勧誘のために食事に
行った際も、
私が新入生の隣に座っていると
盛り上がらないため、
(入部してくれないため)
後輩とチェンジされることが
多々ありました。
これは社会人となった後も
人に対する恐怖心の一部となっていました。
しかし、最近になって悟ったことは、
一つには、
「別にテンションが低くてもいい」
ということです。
テンションが高いのも低いのも
メリット、デメリットがあります。
私は賑やかに喋れない一方で、
落ち着いた雰囲気を求める人も
一定数いることに気付くことができました。
そもそも、付き合った女性に言われるのは
大体「落ち着くから」という言葉でした。
仕事の取引先との会話でも
落ち着いた雰囲気に信頼感を
もって下さる方は大勢います。
大事なのは、私はそういうタイプであって
そこに良いも悪いも無いということです。
場面によって、有利な場合もあれば
不利な場面もあるというだけのこと
です。
もう一つ気付いたのは、
「仲良くするために自分を偽っていた」
ということです。
よく言われることですが、
人間の良い面と悪い面は表裏一体です。
悪い面を隠そうとすることは
良い面を隠すことでもあります。
良い面を隠すから、
それを好きな人に見つけてもらえない。
または、
中途半端に悪い面を消そうとして
良い面を薄めてしまう。
もし、自分を出して離れていく人が
いたとしたら、
それは元から合わない人だから
それでいいと思えるようになりました。
なので、皆さんも他人に合わせようと
気を遣い過ぎず、
自分の思ったことや好きなことを
そのまま話してしまえばどうでしょうか。
（内向的な人間にとって、
一人でやるのは難しいかも知れませんが…）
何かの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。